2023.10.06

【おせち商戦開幕】総合通販は堅実、ECは独自性で勝負


久松、肉をふんだんに使用


「楽天市場」でおせちを販売する久松)は、三重に渡って肉をふんだんに使用した「厳選豪華オードブルおせち肉づくし重」を販売し、他社との差別化を図っていく。

エビや数の子などおせち商材も詰め合わせるが、7割以上肉の商品を詰め合わせて、肉好きからの購入を目指す。「厳選豪華オードブルおせち肉づくし重」は黒毛和牛サーロインローストビーフスライスや宮城県産親鶏の炭火焼、黒毛和牛赤ワインソース煮、タンスモークなど、17品の肉料理を用意した。


▲さまざまなチャネルでおせち特集を掲載

煮物や野菜などを苦手にする消費者も多い。そこで、煮物や野菜を入れず、バリエーション豊かな肉料理を数多く入れることで、購入につながるとみている。



【まとめ】

「ユニーク企画」が市場参入の鍵


おせちは多くの日本人が好む商材だが、先行企業も多く、新規企業が参入するには高いハードルがある。だが、これから高齢化が進むため、和食が好きな高齢者の母数は増え、おせちの需要は変わらず増しそうだ。そのときにどう他社と差別化を図るのか。新規参入する場合は、今まで以上にユニークな企画を考える必要がありそうだ。










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