2023.10.06

【おせち商戦開幕】総合通販は堅実、ECは独自性で勝負


タカラッシュ、謎解きで興味を引く


多くの総合通販企業が、過去の顧客データという武器を強みにおせちを改良・販売していく中、EC専業企業は頭をひねって購入につなげることができる企画を考案している。

謎探しのイベントなどを行うタカラッシュは、「おせちに謎仕掛けちゃいました」「解けるまで食べてはいけない」というメッセージを書き、エンタメ要素を盛り込んだ商品を発売した。家族全員で謎を解きながらおせちを楽しむことを目指す。

商品名は「ふくとくおせち」。全部で20問以上の謎を用意し、1段ごとに謎を仕掛けた。おせちの配置や食材の名前も謎解きの手掛かりとなっており、クリアをすると、おせちの意味や食材などを知ることができるという。


▲謎解きで差別化

若者のおせち離れが顕著になっている状況を受け、謎解きのエンタメ要素を加えることで、家族の団らんや、日本の伝統食の魅力を改めて知ってもらうきっかけになってほしいと考え、「ふくとくおせち」を発売することにしたという。

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