2024.05.23

【BtoB専用「ebisumart BtoB」導入拡大】インターファクトリー 湯浅氏にBtoB‐ECの支援体制や強みを聞いた

インターファクトリー BtoB事業責任者 湯浅啓人氏


――「ebisumart BtoB」にはどのような機能があるのか?

BtoB向けの機能としてはまず、受注残の管理ができるようにしている。既存の「ebisumart」とは、受注処理のロジックや在庫の引き当て方を大きく変えている。

細かい機能だと、コードやCSVで一括注文できる機能なども提供している。業種ごとに適した機能も開発を進めている。

――BtoB‐ECの構築では、業種ごとの違いもあるのか?

業種ごとに違いはある。同じ業種であれば応用できる機能も、異業種だとフィットしないケースは多い。当社では、そうした業種ごとの違いも考慮し、当面はターゲットの業種をある程度絞って、機能開発を進めている。特定の業種に対応した機能を用意しておくことで、その業種の事業者さまの開発コストを下げることができ、提案しやすくなる。

――どういった業種に特にフォーカスしているのか?

業種と言っても幅広いが、製造業や商社、卸業などからの依頼が多く、専用の機能開発も進んでいる。メーカーのグループの中で保守メンテナンス用品を取り扱っている企業さまからご依頼をいただいたり、商社でも大手もあれば、専門商社からご依頼をいただくケースもある。ノウハウも積み上げており、今後もさらなる機能開発を強化していく。

――ターゲットのBtoB事業者の規模は?

中小規模から中堅・大手まで幅広く対応している。BtoB専用のECサイト構築プラットフォームだと、ASP型カートシステムが対応している中小規模と、スクラッチ開発をメインとしている大手の間ぐらいの規模の案件がメインになっていると思う。

BtoC‐ECでも「ebisumart」はASP型のクラウドシステムと、カスタマイズ対応するパッケージシステムのいいとこ取りをしているが、その強みはBtoB‐ECにおいても変わらない。

案件は中堅規模の方が多いが、誰もが知るような大手企業からの構築依頼も来ている。

――BtoC‐ECとBtoB‐ECの構築を両方一括で受けるケースは多いのか?

一括で受けるケースはそこまで多くはないが、当社はどちらにも対応できるので両方を支援させていただく機会がある。

一度サービスをご導入いただいた場合は、その実績により、もう一方のBかCも支援させていただいたり、当初から両方の構築をご依頼いただくケースもある。当社としてもお客さまのご理解が深まった上で、もう一方の構築のご提案ができるので提案精度は高まる。お客さまにとってもマスタを共通化したり、当社の担当者とのコミュニケーションが取りやすかったりするメリットがあるだろう。

――BtoC‐ECでは、「ebisu growth(エビス グロース)」などコンサルティングや運用支援のサービスを充実しているが、BtoB‐ECでも構築以外の部分で提供しているサービスはあるのか?

BtoB‐ECにおいてもコンサルティングや運用支援のサービスがある。それに加えてパートナーとの協力体制を強化し、支援体制を整えている。コンサルティング会社との業務提携やSIer、ERPベンダーと連携を開始している。

――BtoB‐EC領域で今後さらに強化していく機能やサービスは?

BtoBならではの発注方法に対応する機能を強化していきたい。業種によっては長さや重さなどの単位で業務を行っているケースも比較的多いので、そういった業務に対応できる機能も提供できるようにしたい。他にもBtoBならではの機能開発を強化していく。



■「ebisumart」
https://www.ebisumart.com/

■「ebisumart」BtoB向けECサイト構築・導入
https://www.ebisumart.com/ext/solution/btob_lp.html







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