2023.08.22

クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」、ECサイト構築ツールSaaS型カスタマイズ型市場で5年連続シェアNo.1

インターファクトリーはこのほど、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」において、富士キメラ総研が発行する市場調査レポート「ソフトウェアビジネス新市場 2019-2023年版」のECサイト構築ツール SaaS型カスタマイズ型市場で、5年連続シェアNo.1を獲得したと発表した。顧客独自のカスタマイズや柔軟な外部システム連携が可能な「ebisumart」の特長が評価された。

インターファクトリーの提供する「ebisumart」は、ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備え、常に最新・最適化されたECサイトを構築できるクラウドコマースプラットフォーム。サイトリニューアルやオムニチャネル、BtoB-ECなど、業界業種問わず累計700サイト以上の構築実績を持ち、ニーズに合ったECサイトの提案からサイト運用までワンストップでサポートする。

このほど、富士キメラ総研が発行する市場調査レポート「ソフトウェアビジネス新市場 2019-2023年版」にて、ECサイト構築ツール SaaS型カスタマイズ型市場で5年連続シェアNo.1を獲得した。


ECサイト構築ツールにおける直近の状況は、顧客企業がECサイトに求めるものが多様化、複雑化しており、自社独自のECサイト構築ニーズ、既存システムとの連携ニーズが高まっている。また、クラウドシフトの流れに伴い、カスタマイズ型でのECサイト構築ニーズが高まるとともに、カート型サービスを提供するベンダーも標準・オプション機能の拡充に取り組んでおり、市場全体としてはSaaSの導入が進むと見られている。

クラウドシフトの流れに伴うSaaS需要は、2024年度以降の中長期的にも続くと見られており、特にSaaSにおいてもカスタマイズが可能で、常に最新バージョンへアップデートが可能なカスタマイズ型の需要が高まっている点などから、新規案件やアップグレード需要の拡大が見込まれている。

「ebisumart」で構築した直近の案件事例を見ると、約70%が他システムからのリプレースとなり、EC事業の拡大による既存システムの機能不足やセキュリティへの懸念、構築後のサポートを課題とした相談が多く寄せられた。EC化率が比較的高いインテリア・雑貨やアパレル業界をはじめとし、さまざまな業界の事業者に、独自のカスタマイズや柔軟な外部システム連携ができる「ebisumart」の特長が評価され、5年連続シェアNo.1獲得につながったとの見解を示した。



インターファクトリーは、今後も事業者のEC事業を支援するため、クラウドコマースプラットフォーム事業に加え、新たな取り組みを実施・予定している。

2023年1月にリリースした、ECモールおよび自社ECサイトを運営する事業者をに、EC事業の成長を戦略立案から実務まで一気通貫で支援するサービス「ebisu growth(エビス グロース)」は、多くの相談・契約を得ている。現在はECモールの運営支援を先行して提供しているが、今秋には自社サービス「ebisumart」「ebisumart zero」以外のECシステムも対象とし、利用システムにとらわれず全ての事業者を対象とした体制を整えていくとしている。

さらに新事業として、EC事業者のバックエンド業務に関する情報とフロントエンド業務に関する情報を統合・分析したデータ統合プラットフォームを開発し、コマースに関連する膨大なデータ活用、集約統合を目的とした新たなプラットフォームサービスの提供を予定。「ebisumart」だけでなく、他システムで構築した自社ECサイトやモールなど、ECのデータだけではなく、実店舗やPOSのデータ、BtoBの受発注のデータも含めて、あらゆるコマースのデータを統合し、マーケティングや在庫、卸販売などの最適化に活用できる。



インターファクトリーは、企業理念をもとにEC事業者にとって真に役立つプラットフォームを目指し、今後もより一層のサービスの拡充、企業価値の向上に努めていく考えを示した。




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