2024.03.27

クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」、「画像WebP変換」オプション提供 サイトの表示速度を改善

インターファクトリーは3月26日、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」において、ECサイトの画像を次世代画像フォーマット「WebP」へ変換し、Webサイトの表示高速化を図るオプション機能「画像WebP変換」をリリースした。「ebisumart」利用事業者のECサイトの画像表示速度を高速化し、SEOやCVRの改善を支援する。

インターファクトリーの提供する「ebisumart」は、ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備え、常に最新・最適化されたECサイトを構築できるクラウドコマースプラットフォーム。このほど、ECサイトの画像を次世代画像フォーマット「WebP(ウェッピー)」へ変換し、Webサイトの表示高速化を図るオプション機能「画像WebP変換」をリリースした。

「WebP」は、Googleが開発した画像フォーマットで、画質を担保したまま画像サイズを軽量化できる。Googleは、非可逆圧縮の場合で同等画質のJPEGファイルより25%~34%、可逆圧縮の場合もPNGファイルより26%小さくできると発表している。

「画像WebP変換」オプションは、従来形式のJPG・PNGなどの画像をアップロードする運用はそのままに、Webサイトに表示させる画像を自動でWebPへ変換できる。WebP非対応のブラウザを利用しているユーザーには、自動で従来形式の画像を表示できるため、ユーザー環境によって画像が表示できなくなることがないという特徴も備える。

「ebisumart」「ebisumart zero」を利用するEC事業者は、本オプション機能を申し込むだけでWebサイトの表示速度を改善することができ、ユーザーにとってより利便性の高いECサイトを運営することができる。

Webサイトの表示速度とは、ユーザーがURLにアクセスしたあとにブラウザに指定されたページが表示される速度を指す。ECサイトでは、商品画像などが多いため表示に時間がかかり、ユーザーが購入をあきらめて離脱してしまう可能性があるが、表示速度を高速化すれば、より良いUXを提供でき、CVRの向上が期待できる。

また、Googleは検索結果でのランキングを決定する際に「Core Web Vitals(コア・ウェブ・バイタル)」という表示速度に関する要素を考慮すると発表しており、表示速度の改善はSEOにも一定の影響を及ぼすと考えられるとしている。

インターファクトリーは、企業理念をもとに、EC事業者にとって真に役立つプラットフォームを目指し、今後もより一層、サービスの拡充、企業価値の向上に努めていく考えを示した。




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