2020.05.27

フィード、ネット受注比率が増加 EC強化で追求した“検索の質”

EC事業部グループリーダー 金子美絵氏(写真左)とEC事業部 村井夕希子氏


カテゴリページも改善、手間省き、精度向上


――実際、「NaviPlusサーチ」を導入する際の苦労点や導入後の成果は。

金子:以前の検索エンジンから一気にすべて切り替える予定だったのですが、時間的に追い付かないことが分かり、ナビプラスに相談したところ、一気に切り替えるのではなく、段階的にリプレイスを進めましょうという提案がありました。当社では社内に開発部門がないため、そのような導入に関するマネジメントも開発ベンダーとナビプラスが連携しながら進めてもらえたため、とても助かりました。

2019年3月に一次リリースを行ったところ、当社側の設定の問題でうまく機能しない箇所があったのですが、ナビプラス側のチューニングで対応していただきました。社内から売れ筋商品が検索結果に出てこないという声もなくなりましたし、お客さまからの探しづらいという声もかなり減少しました。実際、キーワード検索の結果を実装前後で比較すると、以前は売れ筋商品がだいたい2〜3ページ目、ひどい場合にはもっと後のページに表示されていたのが、リプレイス後はだいたい1ページ目に表示されるようになりました。検索精度は確実に上がりました。


EC事業部グループリーダー 金子美絵氏(写真右)とEC事業部 村井夕希子氏

――リプレイス後も検索エンジンの機能を拡充していったのですか。

金子:4月にサジェスト機能を実装しました。さらに、カテゴリページをクリックした際も「NaviPlusサーチ」のデータをもとに商品を並べるように変更しました。カテゴリページの表示結果に導入したことで、手動でメンテナンスしていた手間がなくなっただけでなく、売れ筋商品や新商品がバランスよく、自動的に表示されるようになりました。

――今後、さらにECサイト使いやすくするために着手したいことは?

村井:検索結果の見せ方などさらに改善していきたいと思います。特に注力したいのがスマホサイト。ナビプラスからも新しい機能がリリースされています。スマホユーザーが利用しやすい検索結果の表示方法などナビプラスに相談しながら改善し続けていきたいです。数値を見ながら改善を繰り返していくのが私たちのミッションであり、やり続けていくことが大事だと思っています。


「FEEDデンタルネットストア」

「NaviPlusサーチ」

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