2023.01.31

and.dとセイノーホールディングスが協業、Shopifyアプリ「配送料カスタム.amp」が「カンガルー置き配便 by LOCCO」に対応

Eコマース領域でShopifyアプリ開発事業を展開するand.dは1月30日、Shopifyアプリ「.amp(ドットアンプ)」シリーズの「配送料カスタム.amp」において、セイノーホールディングスが提供する「カンガルー置き配便 by LOCCO」との連携を開始した。これにより「配送料カスタム.amp」を利用するShopifyのショップは、「カンガルー置き配便 by LOCCO」での配送を提供できる。EC販売における再配達の削減を目指す。

and.dは、「いいモノゴトをおこす」をテーマにShopifyアプリ開発事業を展開。配送地域・配送方法・重量・商品点数などの様々な条件に応じて、配送料金の自由な設定が可能になるアプリ「配送料カスタム.amp」を提供している。「Shopifyの標準機能では対応していない配送料金の設定をしたい」「クール便の配送や離島への配送など、ストアの運営状況に合わせて配送料の設定をしたい」などのニーズに対応したアプリとなる。

一方、セイノーホールディングスの提供する「カンガルー置き配便 by LOCCO」は、セイノーグループの持つ強固な幹線輸送網を利用した都市間輸送と、LOCCO社が提供するシェアワーカーによるラストワンマイル配送を組み合わせ、配送方法を「置き配」に限定することで、誰も無理することなく実現したLCC宅配サービス。利用者はTポイントも貯めることができる。

このほど、「配送料カスタム.amp」と「カンガルー置き配便 by LOCCO」は連携を開始し、Shopifyに出店するショップは、「配送料カスタム.amp」にて配送料金の設定をする際に、「カンガルー置き配便 by LOCCO」の設定が可能になった。これにより「カンガルー置き配便 by LOCCO」の配達対象地域からの注文者は、チェックアウト画面にて「カンガルー置き配便 by LOCCO」の利用を選択できる。「カンガルー置き配便 by LOCCO」を選択することで配送料を安く抑えられるケースがある他、個人のSDGs活動の促進にも貢献するとしている。



ネット通販が当たり前となった今、宅配便市場は拡大を続けている。その一方で、再配達は、ドライバーの労働力不足やトラックによる二酸化炭素(CO2)排出量の増加を引き起こしている。こうした状況を受け、幹線輸送ビジネスのパイオニアとして業界トップクラスの物流インフラを構築してきたセイノーホールディングスと、Eコマース領域でShopify Expertsとして利便性の高い多種多様なアプリ開発を行ってきたand.dの両社は、それぞれの強みを生かし、EC販売による宅配便の再配達の削減を目標に本連携に至ったとしている。

まずは東京都からの出荷の荷物の取り扱いからスタートし、2023年の春頃を目途に全国展開を進めていく予定としている。




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