2023.01.31

「LOHACO」、商品廃棄ロス削減の取組み「Go Ethical」が「消費者庁長官表彰」を受賞

アスクルはこのほど、一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」内で展開する商品廃棄ロス削減を目的とした取組み「Go Ethical」において、消費者庁が主催する「令和4年度消費者志向経営優良事例表彰」の「消費者庁長官表彰」を受賞した。取組みに賛同するメーカーと共創し、サイト上で消費者に販売理由や廃棄削減数を表記している点が評価されての受賞となった。

アスクルは、2019年11月より日用品ショッピングサイト「LOHACO」において、従来様々な理由で廃棄処分していた商品を販売する独自の取組み「Go Ethical」を開始した。商品の廃棄ロスを削減するとともに、購入しやすい価格で販売することで新たなお客様の獲得も目指す、「LOHACO」が考える“プロダクト・ライフサイクル”を理想の形にする施策となる。

店頭での品揃えの変更や通常販売の時期が終了したこと等を理由に従来は廃棄されていた商品を「Go Ethical」で販売することで、ブランド価値を損なうことなく、廃棄ロスを削減することが可能となる。開始以降、36社のメーカーの参画を得ており、これまでの累計廃棄削減数は「71万3131個」(2023年1月20日時点)を実現。アスクルは本取組みを通じ、サステナブルな暮らしやエシカル消費が広がる中での購買の選択肢として、顧客の環境配慮ニーズにも応えることが可能との考えを示した。

このほど「Go Ethical」は、消費者庁が主催する「令和4年度消費者志向経営優良事例表彰」において、「消費者庁長官表彰」を受賞した。消費者庁が平成30年度から実施している「消費者志向経営優良事例表彰」は、消費者志向経営に関する優れた取組みを行う事業者を表彰することで広く周知啓発し、消費者志向経営の推進を図ることを目的としたもの。消費者との共創・協働による取組みを広く募集し、「消費者志向自主宣言」を公表し、宣言に基づいて優れた取組みを行なっている企業を表彰している。

アスクルは今回、「Go Ethical」に賛同する企業20社(アース製薬、江崎グリコ、オルビス等)と共に「複数事業者」として応募。多くのメーカーと協力して売れ残った商品や未開封で返品された商品など、従来やむなく各メーカーが処分していた商品をECサイトで販売している点。サイト上では、各商品を販売することになった理由や販売によって廃棄削減できた数を示しており、顧客は購買を通して自らが廃棄削減に貢献できたことを実感することができる点が評価されての受賞となった。

アスクルは、今後も「エシカルeコマース」を目指し、「LOHACO」の強みであるメーカーとの共創を推進し、サステナブルな社会の実現に向けて顧客と社会の課題を解決する売り場づくりを目指していく考えを示した。




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