2023.01.19

【宅配水業界地図2023】プレミアムウォーターが市場をリード 各社が浄水サーバーを投入


アクアクララ、ディズニーサーバーが人気 宅配ボックスで環境負荷軽減


リターナブル方式の宅配水事業を展開するアクアクララでは、2022年7月に提供を開始した、ディズニーキャラクターをデザインしたウォーターサーバーが人気となっている。同社では、水ボトルを受け取るための宅配ボックスを設置したり、水ボトルのリサイクル率を高めたりして、環境負荷の軽減にも注力している。


▲ディズニー・ピクサーのキャラクターをデザインしたウォーターサーバー

ディズニーサーバーは、アクアクララの人気機種「アクアファブ」をベースに、ディズニーとピクサーの人気キャラクターである「ミッキー&ミニー」「ラプンツェル」「くまのプーさん」「トイストーリー」をデザインしている。暗闇でうっすらと光る蓄光シールも取り入れている。

ディズニーサーバーは、アクアクララの加盟店が、商業施設などで催事販売を行う際に、目に留まりやすいため、提案のきっかけになっているという。

同社では、環境負荷軽減の取り組みを推進している。水ボトルやボトルのキャップのリサイクル率を高めており、廃棄ボトルの約84%、キャップは約70%が、使用期限後に別の製品へとリサイクルされている。

水ボトル専用の宅配水ボックス「アクアポスト」も開発し、加盟店のエリアに設置している。24時間受け取り可能な宅配ボックスとなっており、水の、安全でおいしい状態をキープできる環境で保管するという。注文した顧客だけが、宅配ボックスから水ボトルを取り出すことができる仕組みだ。

自宅で受け取る必要がなくなり、CO²排出削減にもつながる。

「アクアスポット」は現在、全国で2カ所に設置しており、今後設置箇所を増やしていく予定だという。






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