2023.01.19

【宅配水業界地図2023】プレミアムウォーターが市場をリード 各社が浄水サーバーを投入


フレシャス、給水型の浄水サーバーがヒット 1年半で顧客件数20万件に


「フレシャス」ブランドで水宅配事業などを手掛ける富士山の銘水では、2021年に開始した浄水型サーバーのレンタル事業の顧客数が、飛躍的に伸びているという。

提供開始から1年半で、約20万件の顧客を獲得している。水宅配よりも安価に利用できる点や、サーバーの置き場所に困らない点などが、ヒットにつながっているようだ。


▲置き場所を選ばない浄水サーバー場人気

富士山の銘水は、「フレシャス」ブランドで、ワンウェイの天然水の宅配事業を手掛けている。

コーヒーのドリップ機能を搭載したウォーターサーバーや、通常の3分の1のサイズのサーバーなど、機能性に優れたサーバーを展開している。20~30代の若年層の女性の顧客が多いのも特徴だ。

子どもの安全性と機能性を考慮したサーバーが、「グッドデザイン賞」を受賞したこともある。

2021年4月に提供を開始した浄水サーバー「エブリィフレシャス」は、顧客が水道からタンクに給水して使用する浄水サーバー。6段階の温度調節が可能。

料金は、サーバーのレンタル料として月額税込3300円がかかる、サブスクリプションのプランとなっている。

富士山の銘水では現在、水宅配と浄水型サーバーを合わせた顧客数が70万件となっている。天然水の宅配とも、浄水型サーバーのレンタルも、両方とも解約が少ないのが特徴だという。

2023 年4 月末時点の顧客数は、100 万件に到達する見通しだとしている。

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