2023.01.19

【宅配水業界地図2023】プレミアムウォーターが市場をリード 各社が浄水サーバーを投入


クリクラ、安心安全重視のフォロー体制 浄水サーバーで幅広いニーズに対応


「クリクラ」ブランドでリターナブルの宅配水事業を展開するナックは、安心安全を重視したサービスを展開している。同社では、年1回、全ての顧客のウォーターサーバーのメンテナンスを必ず実施するようにしている。飲料水の安全性に対する責任を強く感じているからだという。2021年には、単身者などのニーズに対応するため、給水型の浄水サーバー「feel free(フィールフリー)」の提供も開始、順調に顧客を獲得しているという。


▲地域の専任の配送員が配送する

「クリクラ」の水宅配サービスでは、地域の専任の配送員が、顧客の自宅にクリクラボトルを届ける。毎回、豊富な商品知識を持つ専任の配送員が届けるため、顧客との信頼関係を構築しやすいという。ユーザー顧客のニーズを把握できることも同社サービスの強みとなっている。

例えば、配送員が、小さい子供がいる顧客宅にクリクラボトルを配達する場合には、慌ただしいであろう時間帯を避けて対応するようにしているという。こうした一つ一つのことが、信頼関係の構築につながっているとしている。


▲顧客宅に応じた対応が強み

「クリクラ」では、水宅配のほかに、次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」を定期配送するサービスも展開している。「ZiACO」は、室内に次亜塩素酸水溶液を噴霧し、ウイルスや菌の除去につなげるサービス。コロナ禍で需要が大きく伸びている。さまざまなにおい対策にも効果があるという。

浄水サーバー「feel free」は、単身者でも自宅できれいでおいしい水を飲みたいという需要に対応した商品だ。月額税込2980円で、サーバーをレンタルするサブスクリプションプランとなっている。

浄水サーバーについては、顧客が自分で給水するという特徴と安全性を考慮し、年1回のサーバー交換を実施している。


■クリクラの公式サイトはこちら
https://www.crecla.jp/

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