2021.07.05

フルカイテン、齊藤孝浩氏と川添隆氏がアドバイザー就任 在庫分析クラウド 「FULL KAITEN」の強化と活用支援に知見生かす

小売事業者向けの在庫分析クラウドサービス「FULL KAITEN」を提供するフルカイテンは7月2日、ディマンドワークス代表で在庫最適化コンサルタントの齊藤孝浩氏と、「Eコマース先生」として知られる川添隆氏がアドバイザー(顧問)に就任し、アドバイザリーボードを構成したと発表した。それぞれの知見を活かし「FULL KAITEN」の機能の強化を図るとともに、導入企業への活用支援の加速を目指す。

フルカイテンでは、導入企業から日々受け取る販売データや在庫データをAIによって計算・分析することで在庫の運用効率を上げ、値引きや販売単価ロスなどの機会損失を解消し、売上・粗利・キャッシュフローを最大化する在庫分析クラウドサービス「FULL KAITEN」を提供している。



2021年7月よりアドバイザーに就任したのは、ディマンドワークス代表の齊藤孝浩氏と、「Eコマース先生」として知られる川添隆氏。在庫最適化コンサルタントでもある齊藤氏は、「FULL KAITEN」導入企業が多いアパレル業界の経営や在庫戦略に造詣が深い。一方、川添氏は、EC・オムニチャネル推進領域を入り口として組織や経営の改革に取り組む豊富な経験を持ち、様々な企業にアドバイザリーを行っていることで知られている。

今回のアドバイザリーボード発足は、アパレルをはじめとする利用企業(実店舗およびEC)の販促活動や在庫分析といった各業務において、「FULL KAITEN」を最大限に活用し、成果を出すために、両氏から様々なアドバイスを得ることが目的となる。

齊藤氏には、在庫最適化コンサルタントとして、フルカイテンに対するアドバイスを求めるとし、導入企業にとっての「FULL KAITEN」使い勝手向上と、活用による成果獲得のため、経営者目線とユーザー目線で活用支援におけるアドバイスを得る。また、導入企業がさらに大きな成果を出すための機能や、切り口を取り入れたプロダクト強化を行う際にも助言を求める考え。

川添氏には、小売企業の事業責任者やアドバイザーの視点から、フルカイテンのカスタマーサクセス担当へのEC周りのスキルや知識の提供、サービスのマーケティングに関するアドバイスを求める。また、「Eコマース先生」の視点から、プロダクトのUIと機能の改善に対しても助言を得るとしている。

アドバイザリー発足により、より多くの小売企業が在庫の運用効率を上げ、粗利体質への変革を遂げられるよう貢献していく考えを示した。

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