2020.11.15

ヒロコーヒー、サスティナブルコーヒーが人気 近年はBtoB取引が拡大

コーヒー農家との交流も多い

コーヒー豆の製造・販売を行うヒロコーヒーはサスティナブルコーヒーの展開で、BtoBの市場を広げている。同社では20年前から、持続可能性に配慮した”サスティナブルコーヒー”を販売している。2018年からは、SDGsの開発目標の内、「人や国の不平等をなくそう」「陸の豊かさも守ろう」などを自社の目標として掲げ、本格的な活動を始めている。従来はBtoCの売り上げの大半を占めていたが2018年以降はSDGsを掲げる企業とのBtoB取引も増えてきているという。

「経営方針としてSDGsを掲げていても、具体的な活動ができていない企業は多い」(企画経営管理部・田中康彦次長)と話す。SDGsの取り組みの第1段階として、同社のコーヒーを採用したいという声が、ホテルなどから多く寄せられているのだという。部屋のアメニティーとして活用したり、土産物として販売したりするため、企業名を印字したオリジナルパッケージ入りのコーヒーを依頼する顧客も増えてきているという。

「従来から続けてきた活動がここにきて注目を浴びている。今後もBtoBの展開は強化していく方針」(同)だという。

サイトではサスティナブルコーヒーの解説も行っている

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