関通、物流業務のチェックリストをクラウドで提供 作業ミスや仕事の集中を防ぐ

EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業を展開する関通は7月10日、自社開発したクラウド型チェックリストシステム「アニー」を活用し、物流倉庫業・物流業で利用できる業種別チェックリストのサンプルの提供を開始した。

チェックリストのサンプルは、クラウド型のチェックリストシステム「アニー」の無料体験時に提供するもの。「アニー」は、PCやスマートフォンで利用可能なクラウド上に、チェックリスト型マニュアルを作成できるシステム。どこにいても利用可能なチェックリストにより、チームが全員同じ手順で仕事ができ、業務の標準化実現に貢献する。

物流業界では多いとされている帳票発行など、上流部分での作業ミスはその後の荷作業すべてに影響し、大きなダメージを与えかねないことから、ベテランのスタッフに仕事が集中しやすい傾向があるという。関通ではこうした「作業ミス」や「人に仕事が集中する」という問題を防止するため、自社開発したクライド型のチェックシステム「アニー」を活用しているという。

チェックリストを用いることで、新人スタッフでもベテランスタッフと同等の仕事を行うことができるため、今までベテランスタッフにしかできなかった帳票発行も「誰でもできる」仕組みを作ることができるとしている。またチェックリストの活用により、人の教育や品質アップの効果も見込めるとし、物流業界でも利用可能なチェックリストのサンプル提供に至ったとしている。