2020.07.13

ラーメンデータバンク、評論家・大崎氏が作った「通販のためのラーメン」を限定販売

自宅で食べるラーメンのポータル通販サイト「おうちラーメンバンク」を運営するラーメンデータバンクは7月10日、「自称・日本一ラーメンを食べた男」としてマスコミに登場しているラーメン評論家、大崎裕史氏が手がけた「通販スペシャルラーメン」を7月17日に「おうちラーメンバンク」で独占販売すると発表した。数量限定の販売となる。

「おうちラーメンバンク」は、ラーメンデータバンクがセレクトしたという全国の通販ラーメンをまとめて購入できる通販サイト。5月25日にグランドオープンし、「お店のラーメンをそのままおうちで」をコンセプトに多くのラーメン店の通販ラーメンを提供していたが、掲載しているラーメンをすべて食しているというラーメン通の大崎氏は、通販市場が本物になるには「通販のためのラーメン」があってもいいのではないかとの思いが生じたという。そうした思いを話した人気ラーメン店「麺屋武蔵」の矢都木二郎代表取締役に背中を押され、お店では出さない通販限定ラーメンの開発に至ったとしている。


5月25日にグランドオープンしたECサイト「おうちラーメンバンク」

さまざまな材料の組み合わせから、これまでのラーメンの実食経験を活かした絞り込みを実施。また「通販のためのラーメン」開発のきっかけとなった、「日本の95%のラーメン店がスープとタレは別なのに、通販では9割の店がスープとタレが一緒になっている」点と、それに起因する「家で作ったラーメンは熱すぎる」という点に注目し、タレとスープの分離、温度の調節を工夫したという。


ラーメン評論家、大崎裕史氏が開発

タレは「麺屋武蔵らー麺ダレ」と会津の醤油「金高砂醤油二段仕込み道楽」をブレンド。背脂は「麺屋武蔵武滴」(蒲田)で使っているデュロック豚のものを使用。旨味を重ね、容器からの出しやすさを増すために昆布水を加えて「背脂昆布水漬け」を作成し、熱々のスープを昆布水で冷ます仕組みを採用するなど、さまざまなこだわりが詰まっている。ラーメン店ではなく、ラーメンを食べる側の人間が作ったスペシャルな通販ラーメンとしている。


通販ラーメンまとめサイト「おうちラーメンバンク」

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