2020.07.13

GMOイプシロン、飲食店や小売店のECを支援する「オンライン販売支援ポータルサービス」 目的に合わせた手法を提供

オンライン販売の決済代行などを展開するGMOイプシロンは7月9日、オンラインで商品販売を行いたい飲食・小売店などの事業者に向け、必要なサービスを提案し、導入をサポートする「オンライン販売支援ポータルサービス」の提供を開始した。ECサイトを開設する本格的な手法から、ECサイトは持たずにメールで受注販売するといったライトな手法まで、目的に合わせて必要なサービスを見つけることができるとしている。各社サービスへの連携や申し込みを容易にし、事業者のオンライン販売を支援する。

「オンライン販売支援ポータルサービス」は、ビジネスに取り入れたいオンライン販売の手法を提案し、必要なサービスの導入をサポートをするサービス。取り扱いサービスには、ECサイト構築・運営のためのカート構築システムや決済代行サービス、ホームぺージ開設・運営のためのドメイン登録サービスやWebサイト構築サービス、ECサイトを持たないオンライン販売のためのメールリンクサービスなどがラインナップしている。

例えば飲食・小売店などの事業者がオンライン販売へとビジネス形態をシフトしたい場合や、実店舗での営業販売にビジネスの軸を置きながら常連客限定で小規模にオンライン販売を受け付けたい場合など、事業者それぞれの要望に対応できるサービスを選んで導入できる。オンライン事業の開始時のみならず、すでにECサイトを運営している事業者もECサイトの機能を充実させるためのサービスを探すことが可能となっている。また「オンライン販売支援ポータルサービス経由で申し込むと、特別価格で利用可能なサービスもあるという。

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛により、国内の飲食・小売業界やサービス業界においては実店舗への客足の減少が著しく、経済的に大きな影響を受けている。そのためこれまで実店舗で対面のビジネスを展開してきた事業者の多くが、新たな販売チャネルを模索する状況が起きている。

例えば、飲食店や小売店などにおいて店舗での対面販売に加え、ECサイトを新規開設し、オンラインで商品を販売するといった事例も生まれており、今後もオンライン販売によって収益向上を期待する事業者が増えていくと予想されている。こうした状況を受け、オンライン決済サービスを通じて中小企業や個人事業主の事業運営を支援するGMOイプシロンは、より多くの事業者が手軽かつ便利に自社商品・サービスのオンライン販売を実現できるよう、必要なサービスを集めた「オンライン販売支援ポータルサービス」の開始に至ったとしている。今後も取り扱いサービスを拡充し、飲食・小売店にとどまらず中小企業・事業者のオンライン販売を支援していく考えを示した。

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