2023.09.09

「月刊むし」発行のむし社、豊富な虫グッズをEC展開 虫マニアが求める600点以上を用意

虫の専門誌「月刊むし」、カブトムシ・クワガタを専門とする「BE-KUWA」を発行する、むし社は、豊富な虫グッズをECで展開している。取扱点数が600点を超える虫グッズ専門店で、実店舗では昆虫の生体や標本も販売している。

むし社は、月刊誌「月刊むし」や季刊誌「BE-KUWA」などの雑誌発行のほか、虫に関する図鑑なども販売する出版社だ。
 
中でも、「月刊むし」は1971年の創刊から50周年を超える老舗雑誌だ。虫の生態や採集状況をレポートし、マニアに向けて情報発信している。定期的に特定の種に注目した特集を組む。例えば、2023年8月号の「カミキリ特集」では、全国で調査したカミキリムシの実態をレポート。これまでも年1回ペースで組まれる人気企画になっている。

同社がECサイトで取りそろえるのは、虫の採集や飼育に必要なグッズで、ECで展開している商品点数は600以上となる。

特に豊富なのは、標本台紙。1ミリ単位で大きさが異なる台紙をラインアップし、台紙だけで90点以上の種類を取りそろえている。採集した昆虫を標本にする際、その種や大きさによって、最適な台紙を選んで購入することが可能だ。標本で虫を固定する際に必要となる昆虫針も、個体・サイズに応じて30点以上を用意した。

その他、クワガタなどの産卵時に用いる木材や、採集した虫を殺虫処理する毒ビン(殺虫菅)なども提供している。
 
虫の生態や採集状況をレポートする専門誌だからこそ分かる、マニアが求める商品を細かく取り揃えている。
 
実店舗では、カブトムシやクワガタを中心に生体も販売する。レアなチョウの標本なども実際に見て購入できるという。時期によって、取り扱う生体が異なるのも特徴だ。
 
「実店舗では、生きている世界のクワガタ、カブトムシを展示、販売しており、実際に手で触って見ることもできる。東京・中野の店舗にもぜひ来てほしい」(同社)としている。







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