2023.06.29

freee、ECプラットフォームとのAPI連携進む 会計システムの利用拡大

クラウド会計システムのfreee(フリー)は、ECサイトとのAPI連携を進めている。ECモールの店舗のほか、大手ECサイト構築ツールとの連携も可能だとしている。
 
現在連携できるEC構築ツールは「BASE」「Shopify」「STORES」「Square」など。在庫管理システムとの連携も可能とした。
 
中小企業や個人事業主などへの支援に注力するフリーは、会計知識に自信がない事業者が使いやすい会計システムを開発している。外部とのシステム連携を積極的に進めているのが特徴で、提供するサービスもオープンソースにし、他社サービスとの連携が円滑に進むようにしている。
 
「ITに強みがある企業が主なクライアントで、ECとも相性が良い」(ERP推進部 APIプラットフォーム室 阿波賀勇人氏)と話し、EC企業での導入事例も多いとしている。

取引は、直感的に分かるように表示する。例えば、ECサイトで注文があると、自動で取引を読み込み、売り上げの仕訳を入力する。クレジットなど売掛金の入金があった場合には、注文があった際の仕訳と対応させて、売掛金を自動で相殺消去する。売り上げと入金が対応した形で、「一つの箱として取引履歴を見ることができる」(同)という。





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