2023.04.12

「すとぷり」ななもり代表のSTPR、マックスむらい代表のAppBankに出資 IP×地域コラボ事業など複数分野で協業

STPRは4月10日、AppBankと資本業務提携契約を締結し、AppBankの新株式109万8000株の引き受けを決定した。AppBankが展開する「IP×地域コラボレーション事業」「イベント・ライブ物販のDXソリューション事業」「メディア事業」など幅広い分野で協業を目指す。

STPRは、エンタメユニット「すとぷり」の活動をサポート/プロデュースするために2018年に創業。現在は、動画配信を中心に活動するクリエイターのサポートやプロデュースを手がける他、自主音楽レーベル「STPR Records」の運営、ライブ&イベントの企画制作、グッズの企画制作販売、XRコンテンツの企画制作など、エンタメコンテンツを中心としたプロデュース事業を展開している。

このほど、AppBankと資本業務提携契約を締結し、STPRを割当先とする新株式109万8000株の引き受けを決定した。これによりSTPRのAppBank社株式の持株比率は10.80%となる。

2012年1月にメディアサイト「AppBank.net」の運営を目的として設立したAppBankは、「AppBank.net」「マックスむらいチャンネル」の運営に加え、地域とIPを結びつけるIPコラボレーション事業、ライブ・イベント物販のDXソリューション事業を展開している。

今回の業務提携により、AppBank社が展開する「IP×地域コラボレーション事業」「イベント・ライブ物販のDXソリューション事業」「メディア事業」などの幅広い分野で協業するとしている。

AppBankが展開する「IP×地域コラボレーション事業」では、STPRがプロデュースするクリエイターとのコラボレーションを予定。AppBankは、スマホアプリ「HARAJUKU」をはじめ、「IP×地域コラボレーション事業」において独自のシステムと運営ノウハウを有しており、STPRがプロデュースするクリエイターとのコラボレーションの実現により、より多くのリスナーに楽しんでもらえる施策を展開するとしている。

イベント・ライブ物販のDXソリューション事業における協業では、STPRがプロデュースするイベント・ライブ物販事業において、AppBankのDXソリューション事業とのサービス連携を予定。新型コロナ感染症に関する対応緩和は進みつつあるものの、コロナ禍における様々な感染症対策を通じ、イベント・ライブ運営の効率化及び物販収益強化を目的としたDXニーズは高く、今後ますますの進化と利便性が求められていくものと想定しているとし、AppBankとの協業を通じ、自社が展開するイベント・ライブ運営において、より快適に楽しんでもらえる体験の提供を目指す。

メディア事業における協業では、STPRがプロデュースすうrクリエイターに関するニュース、インタビュー等の記事制作、およびその展開において、今まで以上に迅速かつ包括的な情報提供の実現を目指し、AppBankの「メディア事業」とのサービス連携を予定している。

STPR代表の柏原真人氏は、以前からAppBankの代表である村井智建氏が出演するYouTube「マックスむらい」チャンネルの視聴者であり、AppBank社の事業内容に自社とのシナジーや協業の可能性を感じ、関心を持っていたとし、その中で両社共通の取引先金融機関を通じてAppBank社と直接対話する機会を持ち、今回の提携に至ったとしている。

本提携を通じ、STPRがサポート&プロデュースを行うクリエイターを応援するリスナーにより楽しんでもらえる施策を実現できるとの考えを示した。




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