2022.12.20

プレイド、バニッシュ・スタンダードとの協業強化 「STAFF START」導入のコストを最小化

プレイドはこのほど、バニッシュ・スタンダードとの協業を強化すると発表した。CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」と、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の連携の一貫として、2023年2月1日より両社共同で「KARTEでSTAFF STARTライト導入プラン」の提供を開始する。「KARTE」の活用により、「STAFF START」導入に際して必要なサイト改修の時間・コストを最小化できるプランの提供により、「STAFF START」導入における企業の課題解決を支援する。

Webサイトやアプリを利用するユーザーの行動をリアルタイムに解析し、個々に合わせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドは、店舗スタッフを自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするスタッフDXツール「STAFF START」を提供するバニッシュ・スタンダードとの協業を強化する。

これに伴い、2023年2月1日より両社共同で「KARTEでSTAFF STARTライト導入プラン」の提供を開始する。「STAFF START」の導入に必要なページ制作に機能を絞って「KARTE」を活用できるプランとなり、対象サイトに「KARTE」のタグを入れるだけで、「STAFF START」の導入と活用に必要なページの制作および編集が可能。「STAFF START」の導入に必要なサイト改修の時間とコストを大幅に軽減できる。

「STAFF START」の導入に必要なサイト改修はこれまで、実装まで概ね3カ月、約300万円のコストがかかっていたが、「KARTEでSTAFF STARTライト導入プラン」では最短で2週間、月額3万円~のコストで、サイトの改修なしに必要なサイトページ制作を実現。「STAFF START」の導入が可能になる。「KARTE」で構築したページの情報更新といったメンテナンスも、システム部門への依頼やサイトベンダーへの業務発注なしにEC担当者が自分の手で行うことができる。

「KARTE」と「STAFF START」は、2018年6月よりプロダクト連携を実施。「KARTE」の強みである顧客行動データのリアルタイム解析と、「STAFF START」の強みである店舗スタッフデータおよびコーディネート等のコンテンツデータを掛け合わせて活用することで、ECをはじめ様々な顧客接点でパーソナライズしたスタッフのコーディネート提案や商品レコメンド、顧客と店舗スタッフの最適なマッチングを可能にし、顧客体験向上施策の展開に貢献してきた。

一方、新たに提供する「KARTEでSTAFF STARTライト導入プラン」では、「STAFF START」の導入における企業の課題解決を目指す。「STAFF START」の導入を検討する企業には、導入時に必要なサイトの改修に、時間・コストがかかるという悩みが多くあったとし、ページ制作のコストと時間を最小化し、「STAFF START」の導入が可能なプランの提供に至ったとしている。


▲販売スタッフデータ ✕ 顧客行動データによる良質な顧客体験の提供の実現へ

プレイドとバニッシュ・スタンダードは、これまでのプロダクト連携に加えて、「KARTE」および「STAFF START」を導入、活用しやすいプランと環境を新たに提供することを通じ、様々な業種業界で店舗スタッフのDX化と顧客行動データの活用を推進し、ECやSNSといったデジタル顧客接点でのより良い顧客体験の実現と、それによる企業の事業成長を支援していく考えを示した。

さらにプレイドは本協業を通して、マーケティング領域で先行して活用が進むカスタマーデータを企業の幅広い事業領域の中でも活用可能にし、顧客中心の新たな価値創出を目指す「PLAID Ecosystem」の構築を加速させていくとしている。




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