不正アクセスによる個人情報漏えい対策を提供するかっこは12月15日、不正アクセス検知サービス「O-MOTION（オーモーション）」が、w2ソリューションのD2Cリピート通販向けECプラットフォーム「リピートPLUS」、およびオムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「w2Commerce」において、連携可能なセキュリティサービスに追加されたと発表した。
かっこの提供する「O-MOTION」は、特許を取得した独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービス。自動プログラム（Bot）による総当たり攻撃や、他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましを検知し、通販サイト、金融サービスサイト（インターネットバンキング・ネット証券）、会員サイト等において、不正アクセス/不正ログイン対策に用いられている。
▲不正アクセス検知サービス「O-MOTION」の仕組みこのほど、様々なビジネスサイズや商材カテゴリを幅広く対応する高機能ECプラットフォームを提供するw2ソリューション社が運営するECプラットフォーム「リピートPLUS」、「w2Commerce」において、連携可能なセキュリティサービスとして追加された。
「リピートPLUS」は、定期購入などサブスクリプションコマースに特化したD2Cリピート通販向けECプラットフォームで、ステップメール、ページ一体型購入フォーム、アフィリエイト広告管理、電話受注システム、オンライン・オフライン受注統合などサブスクリプションコマースに必要となる管理業務に対応している。
一方、「w2Commerce」は、フロント画面管理・バックオフィス管理・CRMマーケティング・CRMなどを標準搭載するオールインワンのOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム。安定したECサイト運営を実現しつつ、セールやクーポンなどの販促から、SNS投稿の連携など、最新のマーケティングを行うための機能を兼ね備えている。
いわゆる受注システムなどのECプラットフォームでは、不正アクセス対策まで提供しているところはまだまだ少ない状況にあるが、今回の「O-MOTION」のセキュリティラインアップへの追加により、「リピートPLUS」および「w2Commerce」においては、EC事業者が対応するべき一通りのセキュリティ対策を取り揃えた。
かっこは、今後もパートナー企業/サービスとの連携を拡大することで、ネット通販事業者がより手軽に不正対策を導入できるように取り組み、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。
