2022.12.19

「SENOBIRUショップ」、小中学生向けサプリ市場で存在感 「スポーツ」特化の訴求が奏功

千明哲治社長

サプリメントの開発・販売を行うエメトレは、スポーツをしている小中学生向けのサプリメント「DR・SENOBIRU(ドクターセノビル)」を展開している。同社は、小中高生向けのサプリメントがほとんど市場になかった2014年に、同商品を発売した。現在は競合商品が市場にひしめいているが、「スポーツ」に特化した訴求を行い、存在感を発揮している。

「DR・SENOBIRU」は、アルギニンを主成分としたサプリメント。1包あたり2500ミリグラムのアルギニンと、2100ミリグラムのクエン酸を配合している。1日2包の摂取を推奨しているという。

同商品はもともと、成長期の子供が、身長を伸ばすのをサポートするための商品として開発されたという。

ブランドの展開開始後に顧客分析を行ったところ、スポーツをしている子供を持つ家庭の顧客が多いことが分かったという。

2019年にスポーツに励んでいる、小学校高学年~中学生の子供の成長をサポートする商品としてリブランディングを行った。ブランドロゴやブランドカラー、広告のクリエーティブなどを、スポーツ訴求のイメージに改変したとしている。


▲「DR・SENOBIRU」

「DR・SENOBIRU」の価格は、税込2万1168円。定期コースは1回あたり同1万584円となっている。

体感性を高めるために、高品質な原料を配合していることから、単価を比較的高めに設定したという。

同社では、「SENOBIRU」ブランドの応援サポーターとして、元メジャーリーガーでプロ野球選手の川崎宗則氏などを起用している。

現在の小中学生の親世代に認知の高いアスリートを起用することで、商品に期待を持ってもらうのが狙いだとしている。

同社では、ユーチューブ上で「To Be Stronger Powered by SENOBIRU(トゥ・ビー・ストロンガー・パワード・バイ・セノビル)」というチャンネルを運営し、動画配信を行っている。

プロアスリートに取材し、ジュニアアスリートに役立つ情報発信を行うことで、「SENOBIRU」ブランドの認知拡大につなげているという。





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