2022.12.10

kyogoku、「カラーシャンプー」のリピート率は83% 美容師でもある社長自らが広告塔

▲京極琉社長

美容商品を開発・販売するkyogokuが2020年11月から運営している「KYOGOKU PROFESSIONAL」では、京極社長自らが企画や製造に携わったヘアケア商品を販売している。

商品は全て国内生産のオリジナル製品である。美容師である京極琉社長が、効率よく仕事をするための商品を開発したことが始まりとなった。現在では、内面や精神面の美しさを保つ商品作りにも力を注いでおり、CBDを使用した商品も取り扱う。髪の毛がきしみやすくなると言われていた「カラーシャンプー」も、独自の成分や配合で、艶が出て保湿もできる仕様にした。従来品の弱みを改良するなど、香りや使用感の良さから、ユーザーの満足度が高く、サイトのリピート率は83%に上るという。

京極社長は、カットやカラーの技術をユーチューブで配信している。また、インスタなどのSNSも利用していることから、特に美容師からの認知度が高い。動画を見ている美容師たちの口コミから認知が拡大し、発売した商品は数日で完売してしまうこともある。「京極社長が広告塔。自分が前に出ることで、美容師以外にも認知され、ファンを作ることができる。商品のこだわりなどについても本人が顔を出して発信することで信頼性も上がる」(田原八恵CFO)。


▲カラーシャンプー

サイト内には「読みもの」のタグがあり、美容関係の記事や商品比較などを掲載している。他にも、流行のヘアカラーやカラーを長持ちさせる方法など、髪の毛の手入れや悩みについて紹介している。

美容学生や若い美容師のために、「京極アカデミー」という美容オンラインスクールも開講している。スキルアップと同時に、人脈も作ることができ、情報を収集できる場にしている。離職率が高いことが業界全体の悩みになっており、自分に合う美容室で働けるように、マッチングアプリの開発を行うなど、就職もサポートしていく考えだ。

現在、オフラインでの販路も広げている。海外への展開も始めており、韓国での取り扱いが決まったという。今後さらに多くの国に広げていきたいという。





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