2020.05.07

ECデータバンク、ネットショップのコーディネート自動更新サービス「CoordeMaker」を大幅刷新

ネットショップの効率化・自動化サービスを提供するECデータバンクは4月28日、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」「au Wowma!」などのECモールや自社ECサイトで利用できる、ネットショップのコーディネート事例集を自動更新するサービス「CoordeMaker(コーデメーカー)」を大幅リニューアルした。

ネットショップのコーディネート事例集とは、「複数の商品を組み合わせて使う」ための提案を行うコンテンツのこと。アパレル系ネットショップでは特に有効なコンテンツで、帽子や服、靴といった複数商品を着用したモデルの画像を紹介できる。着こなしや着合わせを提案することで、消費者に着用している自分を想像させ、購買意欲を高める提案型の売り方として、多くのネットモールやネットショップが導入している。ECデータバンクの調査でも、アパレル系ネットショップの売上高上位20ショップの内、中古品・TV通販サイト・靴などの単一商材サイトを除くと約80%がコーディネートコンテンツを設置していることが分かった。


「CoordeMaker」4つの特徴

一方、コーディネイト事例集は、価格や在庫の変化、売り切れや廃盤による事例からの商品の削除など、更新作業にかかる手間や時間は多いという課題がある。「CoordeMaker」は、こうした手間を省き、コーディネート事例集を簡単に更新するためのツールとなる。ネットショップ運営者はコーディネート写真をサーバ上の特定フォルダにアップロードするだけで、「CoordeMaker」が写真を定期的にダウンロードし、利用されている商品情報を解析、コーディネートに関連する複数のページを自動的に作成&更新することができる。アパレル系のネットショップとは特に相性がよいが、それ以外のジャンルでも利用可能だ。


画像アップだけでページを自動更新できる

今回のリニューアルでは、「メンズ」「レディース」「キッズ」などジャンルごとにコーディネート事例を表示する「ジャンル一覧機能」、コーディネート事例毎にコメントを表示できる「コメント機能」を追加。さらに有料オプションとして、「この商品が使われているコーディネート」を商品ページ毎に作成&更新する機能と、コーディネート画像を軽量化する機能も追加した。

各機能をすでに導入しているというインポートセレクトショップ「でらでら楽天店」の林氏は、「インポートセレクトSHOPでらでらは、イタリアを中心にブランド・商品をセレクトしたメンズファッションを取り扱うショップとなります。当ショップのコーディネートページは、ファン獲得とSEO的な効果も狙い、1つ1つの画像にコメントを入れています。今回『CoordeMaker』を導入する事により、現行URLのSEO的な効果を維持しつつ、商品ページにも簡単にコーディネート提案ができるようになりました。作業が自動化される事で、制作の手間と時間も減っています」とコメントしている。

「CoordeMaker」の初期導入費用5万円(税別)~、月額費用3万円(税別)~。「楽天市場」「au Wowma!」「ポンパレモール」「Yahoo!ショッピング」などECモールや、「futureshop」「MakeShop」などのカートシステムで構築した自社ECサイトに対応している。

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