2022.09.15

武内製薬、高齢者プロテイン開発 紫波町と包括連携協定を締結

紫波町の発展を目指す包括連携協定を締結

健康食品や化粧品のD2C、OEM事業を展開する武内製薬(本社東京都、金光左儒代表)は8月24日、岩手県紫波郡紫波町やバレーボールクラブの岡崎建設Owls(アウルズ)、岩手県立紫波総合高等学校と包括連携協定を締結した。高齢化が進む紫波町にて、特産品を活用した高齢者向けプロテインの開発に取り組むという。
 
連携内容は、①紫波町の特産品を活用した紫波オリジナルフレーバーのプロテイン開発 ②高齢者向けプロテインの開発 ③地元高校と連携した商品開発の機会提供――など。4者にとって利点があり、町の課題を解決できる包括連携協定を締結した。
 
「紫波町は高齢化率が少し高めな町だ。加齢による筋肉の衰えで発生するロコモティブシンドロームなどの課題を町全体で解決していきたい。健康を軸とした町の復興が、今回の包括連携協定の狙い」(武内製薬・広報)と説明する。
 
開発する高齢者向けプロテインは、機能性表示食品の届け出は行わない予定だ。紫波町の元気な高齢者に、地元高校生とニーズをヒアリングし、必要な栄養素を入れたプロテインを開発するという。
 
「ビタミンやミネラルなど不足しがちな栄養要素の他に、カルシウムなどを入れて、高齢者のお困りごとを解消できるプロテインを開発していく」(同)と語る。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事