2022.06.19

【「AI不正検知」連携のメリットは?】インターファクトリー × SBペイメントサービス「無料で不正利用被害の意識高めて」

SBペイメントサービス 小竹一義氏(左)、インターファクトリー 鈴木奈菜氏(右)


導入ハードルが低い


――「AI不正検知」の導入のメリットは何ですか?

鈴木:まず、導入のハードルが低いことがメリットの一つです。対策を講じる必要性を痛感していても、予算が限られているというケースは少なくありません。「AI不正検知」のサービスのうち、スコアリングの機能だけであれば、無料で利用することが可能です。

まずは、最初のステップとして、「AI不正検知」のスコアリング機能で現状分析を行い、自社がどれくらい不正利用被害のリスクにさらされているかを確認し、次のステップにつなげていただくことも選択肢の一つです。

実際に被害にあってから対策を検討するというケースもあります。「AI不正検知」は、導入時のコストや時間が抑えられるため、必要性を感じたら迅速に対応することができます。

小竹:不正利用被害は年々増加傾向にあります。今まで狙われていなかったECサイトが、急に狙われるということがあります。

ECサイトが狙われる背景には、カード情報の漏洩があります。漏洩したカード情報を基に、悪意ある第三者が、あらゆるECサイトに大量の不正トランザクションを仕掛けるといった事案が多いです。高額な家電製品などが狙われやすいですが、そのほかの商材でも、被害が発生しています。


▲SBペイメントサービス 営業本部 営業1部2課 小竹一義氏

まずは、「AI不正検知」を無料で導入してもらい、不正利用被害に対する意識を高めてもらうのがいいでしょう。自社の状況を見て、不正利用被害のリスクが高かった場合には、有料プラン「アドバンストプラン」も用意しています。同プランでは、独自のルールを設定して不正な取引を自動でブロックすることができます。

まずは、自社の不正注文の状況を確認することが先決です。




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