2022.06.17

SCSKプレッシェンド、OMOを加速する有力接客ツール「Salesfloor」 日本での独占販売契約を締結

ECシステムとロジスティクスやカスタマーサポート、「ささげ業務」などフルフィルメントサービスをワンストップで提供するSCSKプレッシェンドは2021年9月から、SaaS型オンライン接客プラットフォーム「Salesfloor(セールスフロア)」を開発・提供するカナダのSalesfloor(セールスフロア)と日本における独占販売契約を締結し、サービス提供を始めている。実店舗とECチャネルを融合したOMO戦略も推進。「セールスフロア」は、OMO・CX(顧客体験)領域のソリューションを強化している。


「セールスフロア」とは?


販売員向けの接客ツール「セールスフロア」は、店舗のスタッフがオンラインでコミュニケーションする機能やパーソナライズされた接客を提供するサービスのための機能、スタッフ支援機能がワンプラットフォームに統合されている。実店舗でスタッフが利用するのに最適化されている点が大きな特徴だ。

店舗スタッフはタブレットやスマートフォン上の「セールスフロア」アプリで顧客とチャットやビデオ通話を行い、購買や接客履歴などを確認しながら接客できる。顧客はブラウザ上で接客を受けられ、専用アプリなどをダウンロードする必要もない。また、顧客に合わせたお勧め商品を専用ウェブページで「ルックブック」として届けるなど、パーソナライズされた接客を実現する機能も充実している。

スタッフを指名した接客をリクエストもできる。最近では、店舗スタッフが独自にスタイリング提案などを発信しており、趣味や体型が似ているスタッフから接客を受けたいという顧客ニーズを捉えている。

スタッフからも顧客へワン・トゥ・ワンでメッセージが送れ、顧客とスタッフのつながりを強める。


店舗スタッフの活躍を支援


オンライン接客の実績は「セールスフロア」に蓄積される。接客や売り上げへの貢献をランキング情報などと合わせて、スタッフや管理者向けにレポーティングされる仕組み。接客パフォーマンスが可視化されることで、販売員の適正な評価につながり、優秀な販売員の確保にも寄与できる。

また、成績のよいスタッフをロールモデルとした接客タスクのルールを設定することで、全てのスタッフがオンライン接客を有効に活用できるよう支援している。


【「Salesfloor」 サービス概要】
「セールスフロア」は北米を中心にサービス展開が進み、5万人以上の店舗スタッフが活用されている。オンラインが接点で、店頭への送客につながっている活用実績もある。接客力で差別化を狙う、商品やサービスを提供する小売業との親和性が高く、今後、日本でも導入を加速していく。




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