2022.06.08

「LTV-Lab」、AIがシナリオ作成 6月から導入企業に無料提供

CRMやLTV支援を手掛けるLTV-Xは6月上旬、入力されたデータを人工知能(AI)が自動分析し、CRMのシナリオを作成するサービスの提供を開始する。企業の過去のデータと、LTV-Xが有する経験や実績を掛け合わせて、当該企業独自のシナリオを作成する。CRMのシナリオ作成に時間が取れないような事業者の、フォローに役立てられればと期待している。

「AIシナリオ作成機能」は、当該企業が自社のデータを入力するだけで、最適なCRMを導くシナリオを作成する。シナリオの作成は1カ月に1回、AIを使って新たなシナリオを導く。

「もともとCRMの稼働率を高めたいという思いがあった。もともと弊社はカスタマーサクセスやアフターフォローに力を入れていたが、なかなかCRM施策が作れないというお客さまが多い課題があった。そういう方たちも、この機能を利用すれば、95%ぐらいのCRMに対応できるような仕組みになっている」(野口学夫社長)と言う。

同社が提供しているCRMシステム「LTV-Lab」は、通販に特化したシステムで、CRMやLTV分析で評価されている。コストパフォーマンスが優れているとともに、各カートとの連携も進んでおり、利用継続率の長さが特徴となっている。これまでに約1300の事業者に導入実績がある。



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