2022.05.12

メール配信サービス大手のWOW WORLD、売上20%増の28億3300万円 人件費増などで減益に

メール配信大手、WOW WORLD(ワオワールド)の2022年3月期の連結業績は、売上高が前期比20.2%増の28億3300万円、営業利益が同11.9%減の3億6200万円となった。人件費増加、コネクティの連結子会社化に伴うのれん償却費発生などを減益要因に挙げている。
 
主力製品のメールコミュニケーションシステム「WEBCAS e‐mail(ウェブキャス イーメール)」などのエンタープライズ・ソフトウェア事業の売上高は同13.6%増の19億1000万円だった。
 
デジタル・マーケティング運用支援事業は、グループ会社のコネクティのウェブ関連売上高が寄与し、大幅な増収となった。
 
100%子会社の、ままちゅが運営するベビー服のECサイト「べびちゅ」によるEC事業は、コロナ禍の長期化の影響を受けて「お出かけ需要」がしぼんだことで減収となった。

連結の経常利益は同14.0%減の3億6500万円、当期純利益は同4.1%減の2億1300万円となった。



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