2022.05.11

ecbeing、レビュー最適化ツール「ReviCo」を100サイト超へ導入 活用事例などを紹介

ecbeingは5月11日、レビュー最適化ツール「ReviCo(レビコ)」の国内導入実績が100サイトを突破したと発表した。コスメ・アパレル・食品などを取り扱う100を超えるサイトに利用されているとし、レビューの収集に工数をかけずに投稿数を増やしたザ・ボディショップジャパンなどの導入事例を公開した。

ecbeingの提供する「ReviCo」は、レビュアーの情報収集をはじめ、レビューの質や投稿数の向上、レビュー対象商品等に関するコンテンツの最適化によるユーザーの購買体験の向上など、「レビュー」自体に関するサービスを横断的に展開し、売上向上を支援するレビュープラットフォーム。レビューの最適化に加え、「ReviCo」を通じて集めた情報をマーケティングデータとして活用できるサービスを目指している。


▲レビューを集めるフローのイメージ

レビュー依頼メールの自動配信、独自のインセンティブキャンペーンの実施などレビューを集める機能に加え、絞り込みやピックアップレビューなどレビューを見つけるための機能も充実しており、顧客の声(VOC)も容易に抽出できる。レビューは、TOP、一覧ページ、LPなどさまざまな形で訴求でき、スタッフレビューやスタッフおすすめ商品の掲載機能も備え、レビューを見た人のCVRが平均で1.94倍を実現している。


▲レビューの見せ方

コスメ・アパレル・食品などを取り扱うサイトに採用されており、このほどリリースから約2年半で、「ReviCo」の国内導入実績が100サイトを突破した。

事例として紹介したザボディショップジャパンは、レビューを集め時間やコストにかかる課題を「ReviCo」の導入により解消。レビューの収集に工数を割くことなく、投稿数を増やし、高評価レビューの獲得も実現した。公式オンラインショップ「THE BODY SHOP」は、「ReviCo」を導入したことで、導入前と比べてレビュー投稿数が11.83倍、5段階評価の★は平均約4.3から4.6 に向上した。「ReviCo」独自のプレゼントキャンペーンにより、過去に投稿したことがないユーザーからのレビュー投稿が増加。レビューがついたことのない隠れた商品にもレビューが投稿され、商品の発掘にも寄与したとしている。

1点ものリユースサイト「ALLU」を運営するバリュエンスジャパンの事例では、1点ものを取り扱うサイトでも「安心なサイト作り」を実現するために「ReviCo」を活用。ユーザーレビューや、それに対する店舗からの回答による安心感の演出に加え、顧客の声をサイト作りにも反映している。普段のデジタル業務では得られない顧客の声が集まることで、サイトを運営するEC チームのモチベーションアップにも寄与し、スタッフ・CS(カスタマーサポート)が自走できる環境に活かされている。レビューは、CV(コンバージョン)アップだけでなく、CS、顧客ロイヤルティの向上、返品率の低下等の効果も期待できるとしている。

「ReviCo」は、ECサイトとユーザーをつなぐサービスとして、スタッフレビュー、バーコードを使った店舗でのレビュー活用、レビューの分析機能などの新機能を追加してきた。今後は、ユーザーの質問に対して事業者側も自由に回答や会話ができるコミュニティートーク機能をリリース予定としている。タグを貼ればどこでも設置が可能なため、ブランドページ等に設置し、「ブランドについて語ろう」といったコンテンツとして用いることができる。

これらの機能の活用により、ユーザーの購買体験の向上や企業側の商品開発、ファンマーケティング等に活かしてもらうことを目指すとしている。




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