2020.12.18

ジーニー、4500社導入のチャット型Web接客プラットフォーム「Chamo」のEFO機能など大幅強化

ジーニーは、チャット型Web接客プラットフォーム「Chamo」において、ECサイトのコンバージョン率向上に有効なEFO機能などを大幅に強化した。コロナ禍における国内のEC需要の高まりと、消費スタイルの急速な在宅型へのシフトに対応し、EC事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。

今回の強化による新機能では、フォームからの離脱ポイント特定と迅速な改善支援によるサイトにおける離脱率の改善、質の高い接客の自動化、新規顧客獲得のための費用対効果の検証が可能になった。

フォームからの離脱ポイント特定と迅速な改善支援では、EFO(入力フォーム最適化機能)に商品購入や資料請求、会員登録などの入力形式に合った豊富なパーツを用意し、途中離脱の要因の排除に対応。また、標準添付しているコンバージョンレポートにより離脱ポイントが可視化・把握でき、誰でも迅速に入力フォームを修正できるとしている。

質の高い接客の自動化を実現するシナリオ機能では、ユーザーの入力内容に対応して、後続の設問に必要な情報を外部サイトから取得し、回答の選択肢を自動生成することが可能。ユーザーは、他のシステムを経由することなく、スムーズに希望の条件を選択して申込みフォームを完了することができる。

ECサイトの多くは、集客を広告ネットワークやASPを通じて行っているが、こうした集客チャネルごとに費用対効果の検証を行うにはコンバージョンデータを各種の計測ツールと連携する必要がある。「Chamo」では計測タグを任意のページに配置する機能により、ユーザーが利用する計測ツールへデータをフィードバックすることができるため、新規顧客獲得のための費用対効果の検証が容易になる。

経済産業省が2020年7月に発表した「電子商取引に関する市場調査の結果」によると、2019年のEC市場規模は19.4兆円に達し、前年の17.9兆円から7.65%増加した。昨今のコロナ禍の影響でECの需要はさらに高まっており、EC事業者からの売上向上に関する相談は増加の一途を辿っているとし、特に要望の多かった「サイトにおける離脱率の改善」「質の高い接客の自動化」および「顧客獲得の費用対効果の検証」などの新機能搭載より、ECサイト運営者向けのサービスの強化を図った。

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