2020.12.18

販売スタッフのオムニ化支援「STAFF START」、コーデ投稿を「LINEショッピング」に表示 デジタル接客の場を拡大

実店舗の販売スタッフをオムニチャネル化するアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を運営するバニッシュ・スタンダードは12月16日、LINEが運営する「LINEショッピング」との連携を開始した。これにより「STAFF START」を利用した「LINEショッピング」へのコーディネート画像の表示が可能になる。コーディネート画像経由で獲得した収益の一部を販売スタッフに還元する取り組みも開始し、アパレルブランドのスタッフの新しい働き方を提案する。

「STAFF START」は、アパレルブランドの店舗スタッフのデジタル接客を可能にするサービス。「STAFF START」を利用するブランドの店舗スタッフは、自身が撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、自社ECサイト、個人のSNSなどに投稿することができる。サービスリリースから約4年で1000以上のブランドに導入され、4周年を迎えた2019年9月~2020年8月までの1年間の流通金額は、昨年比300%を超える約882億円を達成するなど急成長を遂げている。



今回の連携により、「STAFF START」を使用して自社ECサイトに掲載したコーディネート画像の「LINEショッピング」への同時掲載が可能となった。会員数約4000万人、LINE公式アカウントのお友だち数4000万人を有する「LINEショッピング」は、顧客との強力な接点だとし、より購買に結びつきやすいスタッフコーディネートを表示させることで、「LINEショッピング」の利便性を高めるとともに、店舗に所属するスタッフの活躍の場を拡大できるとしている。

また、バニッシュ・スタンダードでは、「LINEショッピング」での販売を通じて獲得した収益の一部を、バニッシュ・スタンダードの負担で販売スタッフに還元する取り組みも開始予定だとし、今後、様々なショッピングプラットフォームで活躍する販売スタッフを応援するしていく方針を示した。この取り組みを通じ、販売スタッフのモチベーションを向上させるとともに、オンライン・オフラインの垣根を超えた新しい働き方を提案していく考えだ。

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