2020.12.16

キリン、「iMUSE」飲料の売上が8.4倍 『プラズマ乳酸菌』使用、日本初の『免疫』の機能性表示食品

キリンホールディングスとキリンビバレッジは12月25日、11月に順次発売した、独自素材「プラズマ乳酸菌」を使用した「iMUSE(イミューズ)」ブランド6商品の販売が好調に推移していると発表した。好調の要因として、日本初の免疫機能の機能性表示食品に対する期待などを挙げた。

「iMUSE」ブランド6商品は、機能性表示食品制度の「健康な人の免疫機能の維持をサポート」に関する表示で、免疫機能で初めて消費者庁に届出受理された商品。キリンビバレッジが11月24日から発売した、飲料の「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」「キリン iMUSE レモン」「キリン iMUSE 水」の販売数量は、発売から約3週間で合計2000万本を突破した。プラズマ乳酸菌入り飲料の11月単月の販売数量は前年比約3.6倍。「iMUSE」ブランド飲料では、前年比約8.4倍と大きく伸長した。

一方、キリンホールディングスが11月に順次発売した「キリン iMUSE professional プラズマ乳酸菌サプリメント」(15日分)、「キリン iMUSE プラズマ乳酸菌サプリメント」(7日分・15日分)は、10月末時点の約9倍となる1万400店舗で取り扱われ、発売から12月10日までの期間で既に約24万袋を販売。「iMUSE」サプリメント合計で、11月単月の販売金額は前年比約8倍となった。新商品の好調を受けて、プラズマ乳酸菌入り商品の11月単月の販売金額は前年比約3.7倍と好調に推移した。

2021年1月12日からは、小岩井乳業からもヨーグルトで日本初の免疫機能の機能性表示食品として、「小岩井 iMUSE生乳(なまにゅう)ヨーグルト」「小岩井 iMUSEドリンクヨーグルト」を順次発売し、「iMUSE」ブランドのラインアップを強化する。

同社では、「iMUSE」ブランドの好調の要因として、日本初の免疫機能の機能性表示食品に対する期待、量販・ドラッグチャネルでの飲料の取り扱い店舗率と店舗あたりの販売金額の伸長、取扱い店舗・チャネルの拡大を挙げた。同社の調査によると、医師249名のうち92%が「iMUSE」を信頼できると回答しており、健康な人の免疫機能の維持に役立つことに対する医師の信頼感の高さがうかがえるとしている。また、SNSでも「手軽に健康管理と免疫ケアができそう」「おいしいので続けられそう」という消費者からの期待の声が寄せられているという。

飲料の「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」「キリン iMUSE レモン」「キリン iMUSE 水」は、量販・ドラッグチャネルでの3商品それぞれの発売初週の取り扱い店舗率は、発売前週比で1.3倍以上、店舗あたりの販売金額は約2倍と伸長。発売2週目以降も上昇傾向にあるとし、新商品に対する期待と手に取りやすい状況を展開できていることが好調の要因と推察している。また、「キリン iMUSE プラズマ乳酸菌 サプリメント」(7日分)がドラッグストアで販売開始となるなど、飲料、サプリメントともに商品購入してもらえる場所が広がっている。

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