今回は、CRMの運用面の話をしていてよく出てくるテーマである「メール配信に最適な時間帯はいつか」について、解説します。
【第1回 EC事業の拡大にCRMが欠かせない理由と最も優先すべきリピーター対策とは?】
当然、同じメールを配信するなら、より高い開封率とクリック率を目指したいでしょう。そして、最終目的である購入をより多く生み出せるタイミングでメールを配信したいものです。
例えば、夜中の2時にメール配信するよりも、もっとメールが閲覧される可能の高い時間帯に配信した方がよいと、誰もが考えることでしょう。ところが、解析したアクセスデータを見ると、ページ来訪が多い時間帯と、購入が多い時間帯が異なっていることもあるのです。
御社では、メルマガ配信やステップメールの配信時間帯をどのように決めていますか?
今回の記事ではメール配信に最適な時間帯の考え方についてお話します。
効果的なメール配信を行うには、まず、メッセージ配信の目的を決めます。総合通販の場合は、メルマガから直接CV(コンバージョン、購入)を狙う場合が大半でしょう。
一方、単品リピート通販では、初回注文後すぐメールを配信するケースも少なくありません。定期を継続してもらうことや、お試しから定期に引き上げることが目的である場合には、商品をより深く理解してもらうために、CVではなく、メッセージの閲覧を目的とした配信を行う場合もあります。
最適な配信時間帯を考えるうえで、「何にとって最適な時間なのか」を明確にする必要があります。つまり、配信するメッセージのゴール指標が「開封」なのか「クリック」なのか「閲覧」なのかを、明確にする必要があるのです。
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