2024.07.06

「補正下着」のHEAVEN Japan、顧客との距離の近さ強みにリピート率30%

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HEAVEN Japan 広報制作部 マーケティングコミュニケーションGr. グループ長 梅井佑希子氏

HEAVEN Japanは、個人のライフステージに合う「適正下着」を販売している。顧客との距離が近いSNSや記事コンテンツによる発信が奏功し、半年以内のリピート購入率が約30%となっているという。今後もポップアップストアの展開や、商品開発に注力する方針だ。

同社は下着の商品開発、製造、梱包、アフターサービスまでを一貫して行っている。大阪と東京にある「試着体感サロン」では、スタッフが約1時間をかけ、顧客の悩みやなりたい姿に合わせた商品の提案を実施する。オンラインでは電話やメールなど各ツールを使い、購入前後の不安をなくしている。


▲試着体感サロン

主な販路はECサイトだが、各地で開催するポップアップストアやSNSが顧客との直接の接点となっている。
「顧客との距離の近さがブランドの強みだ。社員が個人で運用するSNSでも色々な声をもらっている」(広報制作部マーケティングコミュニケーションGr.グループ長・梅井佑希子氏)と話した。

下着の開発や販売において、顧客の声を大切にしているという。
「SNS上でポップアップストアの候補地を相談したり、開発段階でアンケートを取ったりした。顧客と一緒に育むブランドになっている」(同)と話した。

下着は必需品でありながらも、あまり重要視せずに「なんとなく」購入する人も多いという。
「下着ブランドとしての啓蒙活動にも力を入れている。インスタライブや記事コンテンツでの発信だけでなく、学校での出張授業も実施している」(同)と言う。


▲「脇肉キャッチャー」といったキャッチーな名前も特徴

記事コンテンツには、「問い合わせ対応のスタッフの事例紹介」「趣味とかけ合わせた話」など、各スタッフのエピソードも紹介しているという。

今後も「適正下着」のコンセプトに沿って、新たにマタニティやジュニア向けといった商品を展開したい考えだ。
「ライフステージに合わせた下着を提供していく。下着に関する悩みは多くない人であっても、例えば『ボディラインがきれいに見える』など色々な切り口で『適正下着』を選択肢の一つにしてもらいたい。オンラインでもリアルでも、情報発信に引き続き力を入れていく」(同)と話した。





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