2023.11.27

【インテリアEC特集~2024年の動向予測~】領域拡大、新商品、実店舗に商機 ECと店舗の相互連携進む


ソレイユ、店舗展開の効果得る


ソレイユは、インテリアの需要に対して、どのような施策で、価値の提供を行うかが重要になると考えている。

2024年においては、他社の人気ECショップとのコラボレーション企画やオリジナルの新商品投入、動画コンテンツなどで新たな集客チャンネルを開拓していく計画だ。これらの展開は、今年も取り組んでおり、来年も継続していくとしている。

壁紙屋本舗を展開するフィルとタイアップ企画で販売した新ブランドのカーテン
▲壁紙屋本舗を展開するフィルとタイアップ企画で販売した新ブランドのカーテン

同社は、ECと店舗の相互連携も販促の鍵になるとみている。

店舗展開して3年以上が経過した。ECだけで購入を判断したくないユーザーへの訴求や、テレビや雑誌などへの露出が増えて認知拡大につながる効果が得られているという。「手にとって商品を実際に体験してもらうことで、商品への見方や価値観を変容させることができたのではないか」(三橋幸美社長)と話す。

さらに、実際に店舗を訪れたユーザーは他の店舗を訪れて商品を検討している場合が多いが、ソレイユの店舗での商品体験が他社との差別化につながり、高い確率でソレイユを選んでもらえるようになっているようだ。

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