2023.11.02

高島屋、中間期のEC売上は10.5%増の147億円 新規顧客獲得に注力

高島屋の2023年3‐8月期(中間期)における、「EC事業部」の売上高は、前年同期比10.5%増の147億円となった。カタログ通販、テレビ通販、ECの売り上げの一部で構成された「クロスメディア事業部」の売上高は、前年同期比27.4%減の68億4800万円だった。
 
「EC事業部」の売上高に、「クロスメディア事業部」のEC売り上げの一部を移管したことが、増収の要因だとしている。
 
EC事業においては、店頭回帰傾向が強まる中で、ECの新規顧客獲得施策を強化した。具体的には、2023年7月に、「楽天Pay」「auPay」といったキャリア決済を導入。8月には、LINEコラボスタンプを活用したキャンペーンを実施し、LINEの「友だち」が大幅に増加したという。
 
「クロスメディア事業」の売上高が前年同期比で27.4%減になった要因として同社では、「EC売り上げの一部移管」「店頭回帰の影響」を挙げている。



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