2023.10.18

「ZOZOTOWN」、受取方法の初期設定を「置き配」に変更 置き配の選択が2倍以上に

ZOZOは9月28日、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」において、商品注文時に顧客が選択する「受け取り方法」の初期設定を「あんしん置き配(玄関前)」に変更した。これにより、初期設定を置き配に変更する前と比較し、置き配の選択が2倍以上となった。置き配指定可能な注文のうち、現在では約70%が置き配で配送されているとし、再配達率の低下により、配送ドライバーの負担やCO2排出の低減を目指す。

ZOZOの運営するファッションECサイト「ZOZOTOWN」では、受け取り手の在宅・不在にかかわらず、配送先住所の敷地内にある指定の場所に置き配での配送を指定できる「あんしん置き配」を提供。注文時の受け取り方法に「あんしん置き配」を選択して利用できる。



9月28日には、商品注文時の「受け取り方法」の初期設定を従来の「対面で受け取り」から「あんしん置き配」に変更した。これに伴い、受け取り方法の初期設定を置き配に変更後、はじめて商品を注文する顧客には、本変更について知らせるポップアップを注文画面表示し、周知を図っている。



これにより、初期設定を置き配に変更する前と比較し、置き配の選択が2倍以上となり、置き配指定可能な注文のうち、現在では約70%が置き配で配送されている。

昨今、2024年4月の働き方改革に関する法律の適用による「2024年問題」への対応が求められるなか、ZOZOはこれまでも、商品に合わせた適正な梱包資材の選択や、複数回に分かれた注文を1つの注文としてまとめて配送する「注文のおまとめ」対象拡大による商品配送の効率化、ヤマト運輸のリレーションセンターの活用による幹線輸送の効率化など、容量圧縮による配送時の積載効率の向上に取り組んできた。

さらには、ヤマト運輸の「EAZY」導入による置き配の推奨、置き配の指定が可能な注文範囲の拡大など、顧客の利便性の向上とともに、再配達率の低下による配送ドライバーの負担やCO2排出量の低減にも取り組んでおり、今回の「受け取り方法の」初期設定変更の導入により、さらなる効果を期待するとの考えを示した。




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