北洋銀行、道産食品のECモール「collesho」開設 北海道の食関連事業者の販路拡大を支援

北洋銀行は10月16日、コアモバイルと連携し、同産品に特化し、特産品やオリジナル商品を扱うECモール「collesho（コレショ）」を開設した。北海道の食関連事業者の新たな販路拡大を支援する。

北洋銀行とコアモバイルが連携し、開設した「collesho（コレショ）」は、道産食材を中心に扱うECモール。モール名の「collesho」は、北海道弁の「これっしょ」と、「collection」を組み合わせた造語で、北海道の特産品やオリジナル商品を豊富に取り揃え、商品は北海道から産地直送する。

初期費用・月額費用が無料など、他社ECモールに比べて費用負担が低額なため、ECモールへの出店が初となる企業でもチャレンジがしやすいという特徴も備える。開設時の出店企業は約20社。

北洋銀行の取引先の「高品質の隠れたこだわり逸品」を販売するとし、水産事業者応援のため、ホタテなどの水産品の特設ページも 11月中の開設を予定している。

新型コロナウイルスの影響による消費者ニーズの変化、資源エネルギー価格の高騰に伴うコスト高、日本産水産物の禁輸措置など、北海道の食関連事業者を取り巻く環境が大きく変化している状況を受け、ECモールを通じて新たな販路拡大をサポートする。

北洋銀行は引き続き、北海道の基幹産業である「食」に携わる顧客への伴走支援を通じ、道内経済のさらなる発展に貢献していく考えを示した。