ヒマラヤ、EC売上は1.1％増 ポイントサービスが奏功

ヒマラヤの2023年8月期におけるEC売上高は、前期比1.1％増だった。EC事業単体の売上高は開示していないが、計画を上回る進捗となっている。全国の実店舗や、ECサイトで利用できるポイントサービスを強化したことが奏功した。SNSなどのデジタルマーケティング活動を開始したことも寄与したという。
　
デジタル領域を強化しており、EC事業拡大のための施策も優先順位を高めて注力しているという。販売力を高めることで、EC売上高は前期を上回る実績となった。
　
商品別の売り上げ動向としては、部活動を始めとするスポーツ活動の正常化により、スポーツ用品市場の回復が進んでいるという。ほかにもアウトドアアパレルやトレッキング用品、ゴルフ用品などの売れ行きが、高水準を維持している。
　
「ヒマラヤ・アプリ」と自社ポイントサービス「ヒマラヤポイント」の提供を開始するなど、デジタル領域のサービス強化に努めている。