クリエイターエコノミー支援プラットフォーム「CYBER STAR（サイバースター）」を運営するピアラは10月5日、クリエイターサポート事業を行うNeXTと業務提携契約を締結した。NeXTのイベントオペレーション力と、ピアラのマーケティングノウハウを活かし、ライバーの育成強化と多様なマーケティング施策の提供を図る。
ピアラは、タレントやレーベル、IPコンテンツホルダーなどのエンタメ業界において活動を行う人々や企業に対して、収益向上を図るための包括的な活動を支援を展開。ユーザーに対してこれまでにない体験価値を提供できる、ライブ×P2C×NFTのクリエイターエコノミー支援プラットフォーム「CYBER STAR」や、クリエイターの育成支援を行う事務所「Fairy」などを展開している。
「Fairy」は、クリエイターのプロが育成を支援し、キャリアの確立を目的とする事務所。YouTubeなどの動画配信市場の成長を経て、コロナ禍をきっかけに急伸したライブ配信は、規制緩和された現在もなお成長を続けており、ライバーはエンターテインメントだけでなく、ゲーム・料理・トレーニングなど自身の興味やスキルに合った内容を配信し、その配信を通じてファンコミュニティを形成、収益化を図っている。一方で、クリエイター活動だけで生計を立てられるのはごく少数であり、事務所に所属せず、個人の活動のみで成功するのはハードルが高いとし、「Fairy」によりクリエイターを支援している。
▲NeXTのイベント実績「大人気韓国コスメ『A’pieu』PRオーディション」さらにこのほど、配信アプリ「17LIVE」「ミクチャ」「TikTok」等と提携し、独自のイベント・オーディションの企画・運営を通じて、ライバーをはじめとするクリエイターの育成支援行うNeXTとの業務提携を行った。
NeXTとの協業により、「Fairy」に所属するクリエイターのナレッジやノウハウの蓄積、活躍の場の拡張が見込めること、ライブコマース等を活用したマーケティング施策を検討しているピアラのクライアントへの提案の多様性が広がることから、今回の業務提携に至ったとしている。
本業務提携を通じて、プラットフォームごとの特性を熟知しているNeXTのイベントオペレーション力と、ピアラが培ってきたマーケティングのノウハウを活かし、業種を問わずさまざまなジャンルのイベントを開催を予定している。
加えて、すでに発表しているVTuber事業や、5社共同の新規IPプロジェクト「らぶフォー」に続きIPの創出を進めていくうえで、自社のクリエイターエコノミープラットフォーム「CYBER STAR」の多彩な機能を活用し、ライバーオーディション等の開催も視野に入れている。
ピアラは、今後もエンターテインメント業界における事業の拡大、および領域の多角化を目指し、ライバーの育成強化を図っていく考えを示した。
