ベイシアは10月4日、ベイシア50店舗において、アパレルメーカーのワールドとの協業によるオリジナルレディース新ブランド「YORIMO（ヨリモ）」の販売を開始した。今後は商品と店舗運営の両面で協業を実施し、顧客満足度最大化に向けた取り組みを推進する。
ショッピングセンターチェーンを経営するベイシアは、オリジナルレディース新ブランド「YORIMO」の販売を開始した。栃木県、群馬県、埼玉県などの店舗を中心に、ベイシアの50店舗で販売する。
▲ベイシアの50店舗で販売ベイシアと、アパレルメーカーのワールドの協業により生まれた新ブランド「YORIMO」は、ブランドメッセージに「昨日までの自分も好きだけれど、それよりももっと、今が好きでいたい」を掲げるレディースブランド。現代社会においては、多方面で女性が自立し活躍しているが、年齢とともに体型や肌質など変化も生じやすく、ファッションに対する悩みを抱える方人も多いとし、こうした女性の悩みに寄り添い、服の力で体も心も元気になるような。大人の女性に向けた新ブランドとして「YORIMO」を位置付けている。
手頃な価格で、ベーシックなファッションからちょっとエレガントな服まで幅広く展開し、多くの女性に“今の自分”のファッションを楽しんでほしいという想いが込められている。
▲「YORIMO」2023年秋冬ビジュアルベイシアは、衣食住をそろえるショッピングセンターを展開する中で、店舗に来店する顧客の衣料品へのニーズにさらに寄り添い深堀りし、ファッションやコーディネートの専門性を高めることで顧客の悩みや課題解決に繋げ、より前向きで豊かな生活を送るための提案をしたいという想いがあった。
一方、ワールドグループは、約60年にわたり多彩な自社ブランドの出店に伴う人材育成、店舗設計、VMD、グラフィックデザインまで多くの開発を重ねてきた。そのノウハウの蓄積と多彩なプロ人材によって、一般のコンサルティングとは一線を画したソリューションの提供をしている。
こうした両社の想いや強みをかけ合わせ、今回コラボレーションが実現。新ブランド「YORIMO」をスタートとして、両社のノウハウを発揮しながら“お客様の満足度の最大化”に向けた取り組みを推進していく考えを示した。
今後は、ベイシア衣料事業部とワールドグループのワールドプラットフォームサービスが協業し、商品企画・店舗内装デザイン・店舗運営・EC販売において、ワールドのプラットフォームをベイシアに導入することで、顧客のニーズに沿った魅力あるストアの提案を推進する。
本取り組みにあたり、ベイシアの相木孝仁社長は、「今回両社でタッグを組み、品質とデザイン性と開発スピードを担保しながら、お客様のお悩みを解決するという新たな取り組みを実現しました。自信をもって『YORIMO』をお勧めします。ぜひ実際の商品と店舗をご覧いただき、進化していくベイシアの衣料にご期待ください」と述べた。
ワールドの鈴木信輝社長は、「今回のコラボレーションでは、お互いの強みを持ち合わせる以上に、ワールドもさらに進化し続ける機会をベイシア様からいただきました。『YORIMO』はベイシアのお客様に寄り添い、永く愛されるブランドづくりを目指してまいります」とコメントした。
