2023.10.06

「スニダン」運営のSODA、韓国発KREAMの子会社に APAC最大のファッション・コレクティブ マーケットプレイス目指す

ファッション・コレクティブ マーケットプレイス「SNKRDUNK」を運営するSODAは10月4日、KREAM Corporationとの戦略的パートナーシップを構築すると発表した。両社が個別に展開してきたアメリカやアジア各国で、より豊富なアイテム、安定した真贋鑑定や物流システムの提供を可能にし、APAC最大のファッション・コレクティブ マーケットプレイスを目指す。

SODAは「世界中が熱狂する次のマーケットプレイスをつくる」をミッションに、月間500万人以上が利用する国内最大級ファッション・コレクティブ マーケットプレイス「SNKRDUNK(スニーカーダンク)」を運営。2023年1月からは、ブランド公式商品を取り扱う「HYPE DROP」の提供も開始している。

一方、NAVERの子会社であるSNOWからスピンオフしたKREAMは、韓国を中心とするファッション マーケットプレイス「KREAM」を運営。MZ世代やアルファ世代からの強い支持を背景に、その取引量は230%を超える年間成長率を記録するなど、韓国市場をリードする存在となっている。

SODAはこのほど、海外市場の獲得やファッションB2C領域のさらなる強化、APAC最大のファッション・コレクティブ マーケットプレイスの実現にあたり、KREAMとの戦略的パートナーシップを構築すると発表した。

既存株主であるKREAMが、530億円の評価額(優先株式ベース)にて他株主が保有するSODA株式の一部を追加取得し、その持分比率が約65%に達することで、SODAは連結子会社となる予定だ。そのうえで、SODAは数年以内のスウィングバイIPOを目指し、現在の経営陣が引き続き業務に当たるほか、代表の内山氏は取締役としてKREAMにも参画予定としている。

本取り組みにより、これまで両社が個別に展開してきたアメリカやアジア各国において、より豊富なブランド・アイテム数と安定した真贋鑑定・物流システムを提供することが可能となるとし、B2CやC2Cといった区分や、国の垣根を超えて取引ができる次の時代のマーケットプレイスを創出していく考えを示した。





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