2023.09.29

デジタルスタジオ、投資ゼロで利用できる越境ECのテストマーケサービスを開始

デジタルスタジオは9月26日、越境ECモール「Discovery Japan Mall」において、越境ECのテストマーケティングサービスを開始した。「Discovery Japan Mall」の豊富なコンバージョンデータ、物流バックヤード、カスタマーサポートシステム等、すでに稼働している自社インフラ・自社人材をフル活用し、3カ月間無償で商品を掲載。海外市場での売上見込がどの程度あるのかなど、越境EC参入の意思決定に必要なデータを提供する。

越境ECモール「Discovery Japan Mall」を運営するデジタルスタジオは、「Discovery Japan Mall」ですでに稼働しているすべてのインフラストラクシャー(マーケティング、物流、商品登録などのオペレーション、カスタマー対応等)を開放することにより、越境ECの最前線に企業の希望する商材を無償で掲載し、翌日から100カ国以上の国々で販売可能な「越境ECテストマーケティング」の提供を開始した。「投資ゼロ、手ぶらで100カ国以上に明日から海外販売」を実現する。

従来のテスト販売は、商品登録や受発注における企業側の労力が少なからず発生するケースがあったが、デジタルスタジオの「越境ECテストマーケティング」では、商品登録はすべてデジタルスタジオが行う。Amazonに商品登録されている商品が対象となり、Amazonで販売している商品ページURLを知らせるだけでテストマーケティングの発注が完了する。

さらに注文が入った場合、発注から海外配送、カスタマー対応もデジタルスタジオが担うことで、人的リソースの確保などの負担を完全にゼロにした。

越境EC成功の可能性がある場合、デジタルスタジオが作成した商品データ等を受け取ることもできる。ただし越境ECサイトを実施する場合は、デジタルスタジオ指定のLive Commerceとの契約が必要となる。

無償版でもマーケティングデータを提供するが、広告費を支払うことにより、意思決定に関するさらに精度の高いデータを集めることもできる。無償で提供されるデータの精度に比べ、顧客ペルソナや国などの詳細なデータを取得できる。将来にわたり広告をどの程度投下すれば、海外市場の年間売上がどの程度作れるかといった費用対効果、高度なシミュレーションも可能となる。有償版は、月額5万円~30万円までがラインアップする。

越境ECをやってみようにも、コンサルタントや調査会社で調べても、最終的には商品を市場の最前線に並べてみなければ本当のデータというものはわからないとし、今回テストマーケティングサービスの提供に至ったとしており、越境EC参入の意思決定をサポートする。




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