日本料理店「なだ万」を運営するなだ万はこのほど、「なだ万レストランページ」において、バニッシュ・スタンダードのスタッフDXアプリケーション「STAFF START（スタッフスタート）」を利用した情報発信を開始した。各店舗のスタッフによる料理や店内の様子などの紹介による貢献度を可視化し、オンラインでのレストラン予約を推進する。
なだ万では、「老舗はいつも新しい」を大切に、2020年の190周年にはYouTubeチャンネルでレシピ動画を公開するなど、チャレンジングな取り組みを積極的に行っている。
このほど、「なだ万レストランページ」の来店予約を検討する人に向けた情報発信において、スタッフDXアプリケーション「STAFF START」を導入した。長年日本料理界を牽引し続けている「なだ万」がこだわる、食材や食器、店内での過ごし方などを各店舗から発信をすることで、若い世代を中心とした新たな層との出会いを創出するとともに、閲覧者の「このお店に行きたい」という気持ちを後押しする。
バニッシュ・スタンダー社の「STAFF START」は、店舗スタッフによる自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするスタッフDXツール。スタッフの投稿を通じたEC売上は可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用できる。今回の導入により「なだ万」では、スタッフの投稿経由で来店予約を獲得した際には店舗の実績としてカウントし、オンラインでの貢献度の可視化を実現した。
▲「STAFF START」のサービスイメージ現在はレストランの紹介がメインだが、今後はオンラインストアの商品紹介への拡大も予定している。「なだ万」オリジナルのドレッシングや、だしを活用したレシピ、おせちや逸品料理の使用シーンの紹介により、新しい顧客だけでなく、常連客にとっても「なだ万」の新たな魅力を提供していくとしている。
今回の取り組みにあたり、なだ万 経営企画本部 経営企画部 次長 長尾絢乃氏は、店舗やスタッフなど現場からの発信は、今やオンライン上では欠かすことのできないコンテンツとなっていることを受け、レストランページのリニューアルをきっかけに「STAFF START」の導入を決定したとし、「その季節ならではの食材や、こだわりと想いのこもった器、希少なお酒、『なだ万』が誇るお客様へのおもてなしを発信できればと思っています」と話した。
