2023.09.22

【<特集>冬の体調管理のシン・アイテム 免疫の機能性表示食品】大手食品3社が三つどもえ 「免疫」+αで勝負

免疫の機能性表示食品市場は「鼻の不快感ケア」など2つ目の機能性がカギに


キユーピー、「ディアレプラス(酢酸菌GK-1)」「免疫の維持」と「花粉による不快感ケア」


食品メーカー大手のキユーピーでは4月、「酢酸菌GK-1」を配合し「免疫機能の維持」を表示する、サプリメントタイプの機能性表示食品「ディアレプラス」の届け出が受理された。キユーピーでは、これまで「花粉やほこりによる鼻の不快感を軽減する」を表示する機能性表示食品「ディアレ」を販売してきた。「ディアレ」をリニューアルする形で、「ディアレプラス」を23年冬に発売する予定だ。

「ディアレプラス」は、「本品には酢酸菌GK‐1(G.hansenii GK―1)が含まれます。酢酸菌GK―1は、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働き掛け、健康な人の免疫機能の維持に役立つことと、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています」と機能性を表示している。


▲「ディアレプラス」 

キユーピーでは、「ディアレプラス」について、通販専用商品として展開していく計画だ。キユーピーグル―プで通販事業を展開するトウ・キユーピーが販売を行う予定だという。

キユーピーは、機能性原料であるについて「酢酸菌GK―1」について、機能性表示食品の原料として、別の食品メーカーなどにも供給していく考えだ。「免疫」の機能性が受理された4月以降、原料供給に関する問い合わせが増加しているという。 




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