2023.09.05

SBペイメントサービス、オンライン決済サービスが「Alipay+」「WeChat Pay」に対応

ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービスは9月1日、オンライン決済サービスにおいて、中国最大のオンライン決済サービス「Alipay+」への対応を開始した。さらに、従来は導入可能対象が限定的だった「WeChat Pay」も、オンライン決済サービスのプラットフォームに対応した。

SBペイメントサービスは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる40種類以上のブランドの決済手段を提供。Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)の国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有しており、決済代行にとどまらず、アクワイアラの立場として加盟店審査や管理業務、決済サービス・不正検知サービスの提供までワンストップで行っている。

このほど、オンライン決済サービスにおいて、アリババグループが提供する中国最大のオンライン決済サービス「Alipay+」への対応を開始した。「Alipay国際決済」からアップグレードを図った「Alipay+」は、従来のAlipay(中国)だけでなく、AlipayHK(香港)、Kakao Pay(韓国)、Touch’n Go(マレーシア)、Boost(マレーシア)、DANA(インドネシア)、TrueMoney(タイ)、Rabbit LINE Pay(タイ)、GCash(フィリピン)、BPI(フィリピン)など、10種類の決済サービスを利用するユーザーからの決済を受け付けることができる。

また、これまで「越境パック」を導入した事業者が導入可能であった「WeChat Pay」もオンライン決済サービスのプラットフォームに対応し、他の40種類以上のブランドの決済手段とまとめて簡単に導入できるようになった。「WeChat Pay」は月間アクティブユーザーが8.5億人を超え、中国で圧倒的に利用されている決済手段。「WeChat Pay」はEC事業者の越境課題を解決できるだけでなく、在日外国人ユーザーも利用でき、インバウンド客と在日外国人客の両軸へのビジネス展開が可能だ。

SBペイメントサービスは、今後も事業者のニーズに応える利便性の高いサービスを提供していく考えを示した。




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