2023.09.03

オイシックス・ラ・大地、今年もおせちの早期販売が好調 子どもから大人まで楽しめる和洋折衷が人気

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地はこのほど、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」において7月より販売を開始した「2024年おせち」商品について売れ行きなどを公開した。アフターコロナで家族で集まるシーンが増えることから、子どもから大人まで楽しめる和洋折衷のおせちが各ブランドで人気を集めている。また、各ブランドとも昨年の続き早期販売が好調で、「らでぃっしゅぼーや」では販売初週販売数が昨年同時期比1.3倍となった。

オイシックス・ラ・大地では、食品宅配サービス「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」において販売を開始した「2024年おせち」商品について、販売状況を報告した。

各社が工夫をこらした商品を販売することで毎年盛り上がるおせち商戦だが、近年販売開始時期の早期化が進んでいる。特に2023年度は、アフターコロナ初の年末年始となることから、久しぶりに家族で集まる年末に備えておせちの需要が早期から芽生えやすいと考えられる。

「Oisix」では、2015年は9月上旬におせちの販売を開始していたが、年々時期が早まり、2023年は7月26日に販売を開始。販売開始時期の早期化に比例して、全体のおせち販売数に占める、販売開始~9月までの早期販売数の割合は増加しており、2019年の25%に対し、2022年は42%を占めている。


▲Oisixおせち販売数に占める、販売開始~9月までの早期販売数の割合

2024年おせちの販売数も、7月の販売開始から昨年同時期と比較し、「らでぃっしゅぼーや」では133%(2023年8月7日時点)、「Oisix」では109%(2023年8月14日時点)、「大地を守る会」では105%(2023年8月22日時点)となっており、早期販売が好調だ。

オイシックス・ラ・大地では毎年、おせちを注文したすべての顧客にアンケートを実施し、その感想をもとに、翌年のおせち料理のおいしさ向上や新商品開発につなげている。

2024年おせちについて、8月22日時点での各ブランドの販売動向を確認したところ、「Oisix」では こだわりのおせち料理やお正月らしい華やかな食材をふんだんに盛り込んだ定番おせちのほか、世界中から美味しい食べものを集めた食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」とコラボしたおせち「高砂×DEAN & DELUCAオードブル」(最終販売価格3万1752円/税込)が人気を集めている。


▲【Oisix】高砂×DEAN & DELUCAオードブル

「DEAN & DELUCA」が監修した洋風オードブルとOisixの洋風おせち「高砂」がセットになった商品で、大晦日の乾杯のお供には洋風オードブル、元旦には凝った和風メニューも楽しめる洋風おせちと、大晦日と元旦の両日とも特別感のあるメニューが楽しめる。

「らでぃっしゅぼーや」では、より幅広い年代や家族構成の方が楽しめるよう和洋折衷の1人前のおせちを新たに開発したり、洋風メニューを増やしたりなどのリニューアルを実施。品数が多く和洋のメニューバランスのいいおせちのほか、保存料やうまみ調味料を使わず、発送する前日にお重に詰める、詰めたての冷蔵おせちが好評。特に彩り豊かに多くの品目が楽しめる冷蔵おせち「彩璃(いろどり)」(最終販売価格3万3264円/税込)が人気となっている。


▲【らでぃっしゅぼーや】彩璃

「大地を守る会」は、昨年販売した1人前の銘々重の人気を受けて、今年は伝統的なおせち料理だけでなく、華やかな洋風メニューも盛り合わせた銘々重「春桜花(はるおうか)」(最終販売価格1万3824円/税込)を販売。取り分け不要で自分のペースで食べられる他、ちょうど食べきれる量である点が好評を得ている。


▲【大地を守る会】春桜花




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