FORCE-Rは9⽉1⽇、調査モニター20万⼈によるアンケートデータを元にECサイトの課題を「定量分析×定性調査」で⾒える化し、売り上げを最⼤化する業界初のEC⽀援サービス「Commerce INSIGHT./PROJECT.」をリリースした。
「Commerce INSIGHT./PROJECT.」ではコンサルタントの定量分析による仮説⽴案はもちろん、「調査モニター20万⼈」と連携することによりアンケートデータに基づいた改善提案を実施。「消費者⽬線」による本質的なECサイトの課題と改善の⽅向性を定める。
同社は以前からECコンサルティングや運用支援サービスを提供している。これまでに150社以上のEC事業者を支援し、平均売上増加率は180％と確かな実績を作ってきた。
⾼尾徹取締役COOは、「私はメーカーでEC事業を経験してきた。FORCE-Rに入社し、ECのコンサルティングサービスを立ち上げ、多くの企業さまを支援してきた。EC事業者側の経験やコンサルタントとしての取り組みの中で、ECコンサルティングサービスに1つの疑問が浮かんできた。『コンサルタントの仮説を元に作ったECサイトは真にユーザーが求めているものなのか？』という疑問だ。業界や商品点数などで事業者の状況は異なるが、コンサルタントの主観や経験値のみで作り上げたサイトが本当に最適なものになるのか。最終的なサイトの良し悪しを決めるのは、ECサイトを利用する消費者だ。消費者目線を取り入れた上で、コンサルタントが適切な提案ができた方が、クライアントを成功に導けると考えた」と話す。
▲⾼尾徹取締役COO自らのサービスの真価を突き詰める中で、新たなサービスの構想が浮かんできたという。
「Commerce INSIGHT.」では、同社が設立当初から取り組む「調査モニター事業」のノウハウを生かし、消費者にアンケート調査を行い、ECの本質課題を⾒つけ、そのユーザー目線を踏まえてコンサルティングを行うサービスだ。
同社ではすでに、20万人の調査モニターを抱えており、EC事業者の課題に応じたアンケート作成やモニターのサポート、回答結果の分析のノウハウを持っている。ユーザーのリアルな声を集めるための質問項目の作成には、ECコンサルタントも携わる。事業やサービスの課題解決に導くためのユーザーインサイトを引き出す。
「通常、コンサルティング会社が消費者調査を行う際は、外部の調査モニターサービスを活用するケースが多く、コンサルティング料に調査料が上乗せされるため、高額なサービス利用料になるケースが多い。当社は自社内に調査モニター事業があるため、ECコンサルティングとワンパッケージでサービスを提供することができ、その分、コストを抑えることができる」（高尾COO）と話す。
「Commerce INSIGHT.」は月額30万円（6カ月間～）で提供する。6カ月間で2回はアンケート調査を実施できるという。
「Commerce INSIGHT.」の試験導⼊したアパレル総合通販企業は、1週間でカゴ落ち率が10％改善する成果を上げた。もともと機能性において⾼い評価を受けているブランドだが、⾃社ECサイトの売り上げがECモールと⽐較して伸び悩んでいた。消費者の声を基に仮説を⽴て、改善提案を⾏い施策を展開後、即座にカゴ落ち率が改善したという。
「Commerce PROJECT.」は、「Commerce INSIGHT.」によって導き出した改善策を実⾏⽀援（運⽤代⾏）するサービス。ECのマーケティングからバックオフィスまでフルフィルメントで対応できる。
同社はECコンサルティング事業の中に「クリエイティブ」「SNS」「コンテンツマーケティング」などを制作・運用できるチームを持っているため、コンサルティングから運用代行まで⼀気通貫で支援することができる。
9⽉1⽇のリリースに合わせて、15社限定で無料診断キャンペーンを実施する。調査モニターを活用した診断部分を無料で提供し、消費者の声を生かすコンサルティングサービスの価値を実感してもらいたい考えだ。「Commerce INSIGHT./PROJECT.」特設サイトの問い合わせフォームから申し込むことができる。
