2023.08.29

KDDIエボルバ、「KDDI IDマネージャー」を取入れたBPO・コンタクトセンターの提案開始

KDDIエボルバは8月28日、BPO・コンタクトセンターサービスにおいて、KDDIが提供する認証・認可のプラットフォーム「KDDI IDマネージャー」を取り入れたリカーリングビジネスに活用できる総合提案を開始した。顧客を特定したVOCのデータの紐づけや、サービスごとの規約に基づく利用同意取得・管理、データ利活用を可能とする「KDDI IDマネージャー」を取り入れることで、複数のチャネルやサービスから流入する顧客個人を特定したマーケティング戦略のオートメーション化を目指す。

KDDIエボルバは、KDDIグループで培ったノウハウを基に、カスタマーサクセスを実現するさまざまなサービスを提供。BPO・コンタクトセンターサービスでは、顧客企業の各種サービスや商品の契約・購入などに利用できる、窓口に届いたVOC(Voice Of Customer/お客さまの声)を分析し、潜在顧客の獲得や購買行動の機会増につなげるカスタマーサポート戦略を提供している。

このほど、KDDIが提供する認証・認可のプラットフォーム「KDDI IDマネージャー」を活用した総合提案を開始した。「KDDI IDマネージャー」は、3000万超のユーザーを保持するグループ IDにおける利用実績を持ち、au事業で培った認証技術・ノウハウを活かしたキャリアグレードの品質の安心・安全な基盤を備える。

ソーシャルログインや多要素認証、セキュリティインシデント・運用監視、ID連携・ID統合機能の提供、データ利活用に必須のPPMを標準実装・提供、データ分析・マーケティング基盤との連携機能といった特徴も持つ。ID管理に加えてPPM(同意管理機能)による一元的な同意取得・管理を実現しており、IDと同意情報のマネジメントができている状態で安心・安全なデータ利活用を実現する。


▲「KDDI IDマネージャー」を取入れたBPO・コンタクトセンターサービスイメージ

BPO・コンタクトセンターサービスに「KDDI IDマネージャー」を取入れることにより、顧客1人ひとりのニーズを先取りしたマーケティング戦略をカバーするサービスが実現できる。これにより個々に最適なカスタマーサポートの提案が可能になるとし、これまで以上にCX(顧客体験価値)および、クライアント企業のLTV向上に寄与する、顧客アプローチ型のコミュニケーションサービスを展開できるとの考えを示した。

KDDIエボルバは、今後も真のCXを高めるBPO・コンタクトセンターサービスと、DX推進で磨いたノウハウ、技術力を通じて顧客に感動を届けるコミュニケーション体験の創造に取組むとともに、クライアント企業の事業課題を解決する「顧客体験価値の向上」と「クライアント企業様の本業に貢献」という2つのカスタマーサクセスの実現を目指すとしている。




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